カテゴリー別アーカイブ: ミャンマーライフ

ミャンマー食堂日記 ベータミン(アヒル肉のチャーハン)

職場での昼食はいずれお弁当を持ってきて他の職員と一緒に食べたいのですが、しばらくは学校そばの食堂(サータゥサイン)でとることにしました。最近は注文が面倒くさいので焼飯かヌードルばかりなのですが、それじゃつまらないので、できるだけメニューの上から順番に食べていこうと思っています。

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で、初日はベータミンヂョー(アヒルの炒飯)

ベータミンジョー

ベーはアヒル、タミンはご飯、ヂョーは炒めるです。

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写真は普通の鶏肉のタミンヂョーですが、見た目はまったく変わりません。味は油多めの中華料理屋の炒飯でおいしいです。野菜もいんげん、にんじん、にんにく、カリフラワなどいっぱいなので、食べやすくていいです。1300k(130円)でスープ付きはこちらの外食では安めですね。

JapanMyanmer pwetaw2016

2016年2月28日は来緬して1か月と言う記念すべき日でありましたが、JapanMyanmerPwetaw2016が1年2か月振りに開催されました。
ちょっと疲れもたまっていましたし、午前は研修もありましたので、行かないでも良いかと思いましたが、住もうとしているアパートにちょっと近い場所だったこともあり、周辺観察も兼ねて行くことにしました。

Japan Myanmer PweTaw(祭り)のページ

日本大使館、日本人クラブやNHKさん等が主催し、ミャンマー進出日本企業が協賛していました。これらの企業を見ると、グローバル展開をいち早く進めている企業が分かる気がします。(ミャンマーは民主化は進んでいますが、まだまだリスクが高いため、進出に躊躇している多いですから)

場所はダウンタウンから北東に車で渋滞なしで20分ぐらいのところですが、私はダウンタウンからバスで徒歩も含め1時間かけていきました。

会場への地図

東京ドーム20分の1ぐらいの会場の半分が店舗や展示ブースで残りがステージになっていますが、19:00まではステージがないため、日中は店舗やブース回りになりますが、いかんせん暑いので、ステージ目的の人は夜からくるようでした。
店舗とブースはミャンマーで活躍している日本食屋さんと協賛企業でした。食事と言っても屋台のつまみが多いですが、2000チャット以上するものがほとんどなので、ミャンマーの人には高すぎる値段設定かもしれません。ミャンマーの感覚物価についてはこちらを参照してください。ついでにスーパー物価も参考にしてください。

私はシニアボランティアと言う身分なので、そういった贅沢はできないため、飲み物や食事は周辺にあるスーパーと食堂で済ませ会場見物とステージ観賞いたしました。

ステージは暑さでまいってましたので、てんぷらキッズと平原綾香さんだけに集中することにしました。申し訳ないですが、てんぷらキッズは初耳でしたが、NHKで出ている女の子グループで「睡眠不足」って歌だけは聞いたことありましたし、かわいい女の子グループだったので、日本を懐かしみながら見入ってしまいました。
実は平原綾香さんも芸能界に疎い私にとっては、名前こそ聞いたことはありましたが、曲は知らないと思っていましたが、あのジュピターって名曲をうたっている歌手だったので感動しました。パンフレットに掲載されている写真よりも生で見る方がはるかに綺麗な女性でしたし。結局、ジュピターを含め5曲うたってくれて、10時半までいた苦労が報われお釣りがくるくらいでした。NHKさんには若干批判的な目で見てしまっていることがありましたが、感謝感謝のJapanMyanmerPweTawでした。

 

お金

先進国や最近では途上国の多くでも、日本円を現地通貨に両替することができますが、日本で両替できる通貨は限られているため、日本円を現地で両替することが多いと思います。しかし、まだまだ円が現地で両替できない(できてもレートが悪すぎる)国は多く、ミャンマーもその国の1つです。ですから、日本円からミャンマーチャット(k)に両替するためには円をUSドルに両替し、さらにUSドルからkに両替する2重の為替と手数料を意識する必要があります。このため、如何に為替差益や手数料をさげるかと言うことも、ミャンマー生活の楽しみ(苦労?)の一つになってきます。今回は日本のお金を如何に減らさず、現地で使うかを考えてみました。

両替

ミャンマーでの両替は、銀行、公認両替所、ホテルで行えます。空港にも銀行、両替所ともありますので、到着してすぐに両替できますし、レートも市内と比べでも気になるほどの差はありませんので安心です。また、銀行と両替所のレートは両替所の方が若干いいですが、これも気になるレベルの差ではありませんので、いずれで両替してもOKと思いますが、両替所は町中のいたるところにありますし、手軽に両替できるメリットがあります。

街中の両替所 1USD  = 1235k    2016/2/10 (急激な円高になる前)
銀行     1USD  = 1225k
中級ホテル  1USD  = 1210k

日本円は両替できるところは見かけていませんが、私の場合1月下旬に日本で1USDに両替するため手数料も含めてほぼ120円でしたから、100円≒1000kと考えるとわかりやすいです。

ATM

ヤンゴンの街では金融インフラが整備されていないと言いつつ、ATMをいたるところに見かけます。ATMでは各銀行の普通預金のキャッシュカードで現金の入出金ができますが、外国人はクレジットカードでのキャッシングや、海外キャッシュカードでの現地通貨の引き出しが可能です。

クレジットカードのキャッシングは1時的な借金と言うイメージがありますので、利用したくない人も多いと思いますが、海外旅行では意外に便利です。レートはクレジットカード会社独自のレートですが、日本の銀行のように1USDに+2~3円の無茶なレートにはなっていませんので、日本で両替するよりお得な感じがしますが、気になる利息はクレジットカード会社によりますが約15%/年です。これをキャッシング日から支払日まで1か月半とすると2%程度になりますから、両替手数料と考えれば悪くない費用と思います。しかも、カード会社によっては繰り上げ返済もできますから、帰国と同時に返済するとさらにその金利は下げることができます。(国やカード会社によってATM手数料がかかります)

参考:VISAカードのレート

前置きが長くなりましたが、ミャンマーではATMの利用に5000k(500円程度)の手数料がかかりますし、最大30万k(3万円程度)しか引き出せませんので、3万円あたり500円の手数料がかかり、さらに上記の年利がプラスされますから、あまり良い方法とは言えないかも知れませんせんが、円をUSDに両替して、暑い中持ち歩く手間やリスクを考えると私は意外にいいのではと思っています。

海外キャッシュカード

クレジットカードのキャッシング以外でも、最近は海外で引き出せる銀行口座やデビットカードもあり、日本の口座から直接現金を引き出すことができます。日本の銀行口座は日本円が基本ですので、為替差益はついてきます。しかし、カードキャッシングは借金ってイメージと違いますので、安心して引き出すことができます。私も、今後の生活でまとまったお金が必要になることもあるかもしれませんので、1度、デビットカードでの引き出しを試してみました。デビットカードは対応している銀行でしたら、クレジットカードのような与信調査(はほとんど?)なく、簡単にカードを作ることができました。

私のデビットカードはVISA系ですので、VISAのマークやPLUSのマークがあるATMでの引き出しが可能です。ホテルに近く他のお客さんも少ないさくらタワーのCBバンクのATMで引き出そうとしたところ、なんとOut of order。別にいつでも良かったのですが、なんか向きになってしまい数百メートルはなれたスーパーにあるKZB(カンポーザ)BANKのATMでオーディエンスに囲まれながら、デビットカードデビューを果たしました。
デビットカードもカードキャッシングと同じで、一度に引き出せる最大30万k。1回5000kの手数料を取られるので、最大の30万kを引き出しすることに成功しました。

※5000k札で出てきますので、こんなに分厚くなりました(笑)

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引出結果
レート
30万k =28759円   レート 1k =0.09252円
手数料 5000k(465円)+108円(8円は何だ??)
実質 30万k =29332円 1k =0.09777円

当日の三菱東京の対顧客レート 1USD = 116.5円
街中両替所 1USD =1215k
当日両替したUSDを街中の両替屋でチャットに替えた場合
1k=0.09588円
(0.09777ー0.09588)/ 0.09777 = 0.01933
約2%、デビットカード引き出しの方が割高と言う結果になりました。

 

 

 

 

 

 

スーパーの物価

ミャンマーの物価はどれくらいなんだろうか、こちらで生活して2週間たってもよくわかりません。先日の「感覚物価」でも書きましたが、インフラが外国人が満足できるレベル(まあ、いいか)ってレベルまで追いついていないので、バックパッカーの平均レベルが、ミャンマーの中間層なのかって感じています。
マレーシアやタイの安食堂と同等レベルはおそらく、こちらでは平均レベルですので、節約して安食堂に入っているのではなく、平均レベルのお店に入ってるって思わないといけないかもしれません。そのレベルでいうと日本の5分の1ぐらいって考えればいいでしょう。

これが日本の平均的な中華料理屋と考え、ラーメンと豚まんで1000円クラスと考えれば、このお店では2000k(200円)なので5分の1ですね。

路上にあるお店が日本の小汚い店って考えると

mohinga

これはモヒンガーと言って魚だしスープの米粉麺ですが400k(40円)なので、小汚い店のラーメンが400円ぐらいですから、10分の1に近い安さかと思います。

以下はスーパーで見た商品の値段です。マウスを当てると値段が出ます。kはチャット(ミャンマー通貨)の略で×1/10 すれば日本円に相当します。 5000k=500円

ちなみに路上の野菜や果物の方が新鮮そうで値段も安いそうです。そちらはおいおいチェックします。

とにかく、自炊する分には輸入品以外、日本の5分の1以下の値段で手に入るものもあるので、アパート借りたら自炊を開始します。

ミャンマー環状線

ヤンゴンの交通渋滞は激しく、バスは本数が多く値段も安いためリーズナブルではありますが、市内の長距離移動には厳しいものがあります。
このため、意外に便利なのが列車なのですが、ヤンゴンにはヤンゴン環状鉄道と臨海鉄道と言うのがあります。
臨海鉄道は乗ったことがありませんし、同ラインの地域に行く用もありませんので、おいおいアップしていきたいと思います。

ヤンゴン環状線

ヤンゴン環状線は市内を一周する環状線ですが、電化もされておらず、線路の整備もされていませんので、スピードは最高30km/h出せれば良く、一周3時間かかります。また、列車の種類にもよりますが、揺れは船に乗ってるような激しさです。

 

値段は1回200k で1周しても値段は変わりません。エアコンタイプの列車も走っており、その車両にあたると300kですが、あまりエアコンの効きが良くないです。ただ、車体が若干新しいので揺れは少ない気がします。
本数は意外に多く、朝夕は1時間に3,4本、右回り左回りともありますが、時間は大幅に遅れることもありますし、ぴったりどころか数分前に出発することもあるので、時間の余裕があるときに時刻の10分前ぐらいに駅についておくことをお勧めします。

ヤンゴン中央駅発の時刻表

ヤンゴン中央駅発の時刻表(PDF)

車両は中国製と日本製の払い下げが多いみたいですが、日本製は古くてもしっかりしていますので、日本車にあたるとラッキーです。

なお、最近使ってみましたが、荷物が少なければ列車で空港に行けます(空港からダウンタウンもOK)ので、雨季以外で日中便にを使う方にはお勧めです。

ヤンゴン空港⇔ダウンタウン 列車でGO!

感覚物価

海外旅行に来ると、物価をそのまま受け止めるのではなく、現地の人たちが、物価をどの程度に感じているのかという「感覚物価」を想定します。
例えばミャンマーの大衆食堂のシャン麺は900khs 。日本円にすると90円と言う値段ですが、現地の人の収入などを含めて考えると、現地の一般的な人は、おそらく450円ぐらいに感じてるんじゃないかと思います。ちなみに横にある豚まん(パッスェ)は500khsで250円ぐらいに感じていて、市内の列車やバスは200khsなんで100円ぐらいかな。なので、2khs=1円感覚です。
実際は10khs=1円なので物価は5分の1って計算できます。

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ちなみに、私は慣れてくると、この感覚物価になじんでしまうので、1食3000khsの定食を見ると高くて食べたくないと思ってしまいます。300円なんですけどね。

schoolfestival

現地の人からすると、「え、ちらし寿司 1000円もするのー」って聞こえて来そうです。

kfcp

KFCでのエッグタルトとカプチーノのセットは800円って感覚なので、KFCはそんなに混んでいません。ミャンマーの人は贅沢を好まないようです。これが中国やフィリピンになると、富裕層やそんなにお金なくても贅沢する人が多いからファーストフードって見るだけで、人が集まるんですけどね。

ヤンゴン散策

今日はミャンマーに来たばかりですが、初のお休みです。とは言っても歓迎会をしてくださるので、あまり街の散策は後回しです。

シニアボランティア歓迎会

今日はシニアボランティアの先輩方に歓迎会をしていただきました。場所はインヤー湖と言うデートスポットにもなっているヤンゴンのオアシス近くにある「スーパーホテル」の1Fのしゃかりきという日本食の居酒屋さんです。
私たち赴任直後の人間にとってはどちらかと言うとミャンマー料理(Myanma-Asaasa)を食べたい気がしますが、今回は全国に散らばった日本を離れてしばらくした方々の新年会も兼ねているので、日本食になったようです。しかし、昨日のつけ麺と言い、昔海外にあったような学食レベルの日本食店はなく、日本と同レベルを提供しているのには恐れ入りました。

menu

BeerPichar

前回のセブでも見かけましたが、このスタイル途上国ではやりでしょうか?
スタイルはどうであれミャンマービアはおいしいですよ。

ローカルバス(Basuka-)の旅

しかりきでいい気分で酔っ払いましたが、先輩がバスで帰るとおっしゃいましたので、バス初体験を兼ねてご一緒することにしました。ミャンマーの路線バスは、その多くは日本から払い下げになったような神奈中バスなどを使っていますが、民間経営だそうです。その割には料金は安く、200k(チャット×0.1円)です。
バスはバス停で乗降するそうですが、交差点や渋滞で停まっているときにも乗り降りする人が多いです。我々もホテルの道路上で飛び乗りました。

バス車内

ダウンタウン

ミャンマーの中心はどこの国にもあるようなあか抜けた雰囲気の通りがある場所がなく、一見すべてがダウンタウンのように見えます。ミャンマーの人に聞くとミャンマーの中心はスーレーパヤーになるそうなので、ダウンタウンはそこから西に2kmほど行った所にあるインドタウン、チャイナタウンになります。
チャイナタウンと言っても中華料理屋が軒を連ねてる雰囲気はなく、ミャンマー地場の食材販売の露店が多く、その一部で中華料理が食べられると言うような街になっています。

ダウンタウン

 

ChiBazun dorian

 

 

 

 

コー散歩