ヤンゴンの住宅事情

住宅事情

生活物価に対して、住宅の賃貸価格は異常です。おそらく東京の平均の2倍はくだらないと思います。ただ、ミャンマーは核家族ではないので1戸が広く大体が100平米以上になりますので、単純に比較することはできませんが。
住宅のタイプは大きく3種類あり、サービスアパートメント(プールやジムが付くのもありますが、住宅全体を管理してくれますし、停電時も生活ができるジェネレーターも完備)、コンドミディアム(日本の一般的な賃貸マンションで一応エレベーター付き)、アパート(コンドミディアムと部屋は変わりませんが、エレベータが付きません。なんとなく昔の公営住宅かな)です。
また、住宅のクオリティはかなり低いですので、サービスアパートメントに住まなければ、日本での生活レベルは到底維持できないものです。

いざ住宅探し

上記の通り、サービスアパートメントに住みたいところですが、手当的にも安めのコンドミディアムを探すことにしました。実は駐在員の知り合いにミャンマー住宅事情を聴いていましたが、すべてサービスアパートメントレベルの話で、私自身ついていけないというか、違うんだよなーって感じていました(苦笑)

 外国人がミャンマーで住宅を借りるためには、外国人向けの不動産屋(必須じゃないですが言葉の関係で契約締結を円滑に進めるため)に依頼すると、地域ごとのブローカー(昔の派手な不動産屋のような感じの人が多い)に依頼して住宅のオーナーに取り次いでもらいます。日本のように1棟貸していることはほとんどなく内装も設備もオーナーさん次第になりますので、手入れや掃除をしていないところは、ゴキブリの死骸が各部屋に転がっていたり埃まみれになっている家具が平気で置かれてたりすることもありました。一方、きっちりしたオーナーさんもおり、スタリッシュな設備やセキュリティ設備などもあったりしますが、それがどれくらい維持できるのかは、水道や電力事情に大きく左右されそうです。

ちなみに私が借りたアパートは訳あってダウンタウンではなく郊外になりました。郊外ですと、通勤、買い物、ダウンタウンまでやよく行く場所への交通事情も意識して住宅を探す必要がありますので、なかなか ”これだ” って住宅は見つからないですね。

私のアパート周辺はこんな感じです。