ミャンマーでのインターネット利用について

ヤンゴンに住む場合は、インターネットの契約をどうするかが悩みどころです。もちろん、日本のようにデータ通信(光、ADSL、WiMaxなど)の契約もありますが、手続きが大変だとか導入までに1か月くらいかかる、という話もありますし、定額制にすると安くてもUS100ドルくらいします。

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このため、便利なのがスマートフォンのテザリング(こちらではHOTSPOT)です。

テザリングについて

テザリングとは、そのスマホがルータになる機能です。
使い方は、アンドロイドのSettingメニューの中にTetheringやHOTSPOTの設定画面(機種によって若干違います)があります。その中でパスワードを設定(機種によっては勝手に設定されている)し、スウィッチをONにすれば、つなぎたいPCや家族のスマフォなどをWifiにつなげる方法(ネットワークの名前を選んでパスワードを入力)で、つなげられます。
接続料についてはHOTSPOT設定したネットに接続しているスマフォのプリペイド分かデータプランから引かれるだけですので、日本のように他にかかりません。
(料金については下記参照)

なお、HOTSPOTは鍋とは関係ありません。

データプランについて

また、安い(MPTの場合ですが、データパックを使わなくても1MB、6チャット)のでデーター通信料金を気にせず使っている人もいると思いますが、ちゃんとデータプランもありますので、こちらを使うほうがお得な場合があります。
https://www.mpt.com.mm/en/product-services/mobile/swe-thahar/

◎telenorのデータプラン

1、2、5GBプランがあるようです。ボーナスがついて、各々2倍分使えるようです。有効期間は1か月。

https://www.telenor.com.mm/page/smart-internet/173

プランはお店にいくのではなく、必要額までTOPUPした後、ショートメッセージで指定された番号を宛先(500)にし、メッセージの内容はsmart1gbなどを入力して送るだけですぐにつかえ始めます。

◎MPTのデータプラン

https://www.mpt.com.mm/en/product-services/mobile/internet-packages/

こちらは400MB、1、2、5GBプランがあるようです。ボーナスがついて、各々2倍分使えるようです。有効期間は1か月。

料金はー400MB+400MB 2800チャット、
1GB+1GB  6500チャット、
2GB+2GB 12000チャット、
5GB+5GGB 25000チャット

データプランの申請方法は、利用料金以上をTOPUPしておき、ショートメールの宛先(通常は相手の電話番号)に1332を入れ、内容に半角で各データ量(ボーナスはのぞいて)だけを入力して送信するだけです。
宛先1332 内容400MB などです。

ちなみに同量をプランを使わないデータ通信料は1MB 6チャットですから、超高画質で写真を撮ると5ー7MBぐらいになりますので、単純にそのまま送ったと考えると、40チャットぐらいです。
そんなに高くないと思いますから、データプランを使わない方が、有効期間内で使いきれない分を考えますと、良い場合もあります。

PC利用の注意

ただ、テザリングでそのスマートフォンと他のPCなどをWifiでつなげる場合は気をつけないといけません。

PCでホームページを閲覧すると、そのホームページはスマートフォン用の様に小サイズで作られていないため、閲覧するだけでも結構データを使います。また、PCに入っているソフトが頻繁に勝手にインターネットに繋げデータをダウンロードすることも多々あります。
これは、PCに入っているソフト(電気屋で買ったPCにはいっぱい入ってます)によりますので、場合によってはあまり使った記憶がないのに100MBぐらいPCを起動しただけで使われてしまうこともあります。

安い国際電話

あと、ついでに調べてみました。日本への電話1分200チャットですね。日本の国内の長距離電話より安いみたいです。
国際電話
https://www.mpt.com.mm/en/product-services/mobile/calling-overseas/

かけ方は、00+0抜き市外局番or携帯の頭3桁+電話番号です。

SIMロック解除についてはこちらへ

Simロック解除して格安海外携帯利用

たまには一般の旅行者に便利な情報を書いてみようと思います。

個人的にはよく聞かれ、都度お答えはしていますが、その内容をまとめてみました。

海外でインターネットを使う場合、通信会社の海外定額やポケットWifiをレンタルしたほうが良いか? 街中のWifiだけで大丈夫か?って質問です。

せっかくの海外旅行なので、インターネットよりしっかりご自分の目で街を見てくださいって答えは10年前まで。今は各自が発信者になりますから、インターネットアクセスは重要です。

なので、海外定額やポケットWifiは必要って言いたくなるのですが、最近はお使いの携帯電話のSIMロックの解除をすれば一番いいとお答えしています。

SIMロックについてはこちら

SIMロック解除の方法はいたって簡単です。

各社のWebで各自のページにログインすれば後は簡単な処理だけで無料でできます。

ソフトバンク
https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

au
https://www.au.kddi.com/support/mobile/procedure/simcard/unlock/

Docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

ただ、期待させて申し訳ないですが、6か月以上の契約をしている方で機種もある程度限定されますので、ご確認していただければと思います。

SIMロック解除できない場合
SIMフリースマホ

では、SIMロックできなかった人はどうすれば良いのかって聞かれますが、よく海外旅行に行く方や、現在の携帯の契約を解約できる方は、SIMフリーのスマフォの購入をお勧めします。最近は日本でもヨドバシカメラなどで積極的に販売していますので、1万円ぐらいで購入できますし、それに対応したSIMを契約すれば月々の利用料がドコモなどの大手と契約するより格安になる場合もあります。もちろんSIMロックされていないので、海外でSIMを買えば使えます。

海外で買うスマホ

また、海外でスマホを買うという方法もあります。ミャンマーでは日本の半額ぐらいで売っているものもありますので、お得ですし特別感がありますが、日本の通信法で、それらのスマフォを持ち帰っても日本で使っちゃダメってことになっているようです。機能的にはほとんど大丈夫ですけどね。

次はミャンマーでの携帯の契約やテザリングについて紹介します。

Simロック解除とは

今のスマホを含めた携帯電話は、端末に小指の爪ぐらいのSIMと言うICチップ(キャッシュカードやクレジットカードの右下にある金色のモノに似ています)を挿して使います。

sim2

 

そこには電話番号だけじゃなくいくつもの情報が記録されています。なので、そのSIMを他の携帯に差し込めば電話番号をそのままに使えるようになります。でも、日本の携帯電話通信会社は携帯電話の契約を各々維持させるため、通信情報を管理しているSIMカードをの利用を自社のものに制限する、いわゆるSIMロックをかけています。
2015年5月頃から 総務省はそれじゃあまずい、利用者が不便だということかどうかはわかりませんが、ロックをかけないよう指示をしています。ただ、簡単に商形態まで買えてしまうのは厳しいので、6ヶ月はロックがかかるようになっています。まあ、それ以上に途中解約の手数料や携帯の実質0円に騙されて、契約しつづけないといけないんですが・・・それも、行政の改善の指導が入って、徐々に良くなるのかとは思っています。
まあ、それはいいとして、6ヶ月たてばロックを解除できます。
ロックを解除するデメリットはありません。そのままの契約で使い続けることも可能ですし、一時的(海外旅行など)に他社のSimを挿して使うこともできます。
このため、ロックを解除し、海外で販売しているSIMを挿せば、iPhoneでも、その国で使えるわけです。
海外ではSIMを販売している店は多く、Simを買えばその場で設定までしてくれて、すぐに使い始められます。

Sim1

余談ですが、ロックを解除すると国内では他社へ変えることもできますが、それだとメリットはありませんので、2年の契約縛りが切れたら、イオン、楽天、ヤマダ電機などなどが販売しているSIMを挿して使う人が増えています。