キルギスのナルインに到着翌日、中国と雰囲気が変わって高原のクリーンでひんやりした感じで、街中をダラダラ散歩した。
また、キルギスでは絶景は移動だけで目にすることができると思い、特に観光する予定はなかった。ただ、ナルインの街は狭く2,3時間で街の散策が終わってしまう感じだったし、第一段階のトルガルト峠からナルインまでの絶景は目にすることができなかったことも残念に思い、ナルインから100kmぐらい離れた湖、ソンクル湖に急遽行ってみることを思い立った。
キルギスでは英語がほぼ通じない(ロシア語は通じるみたい)ので、タクシーの手配はホテルに任せるしかなかった。CBTというボランティア的なツーリストインフォメーションもあるのだが、残念ながら土曜日だったので、閉まっていた。
ホテルの受付の女性は英語が通じ、ソンクル湖まで行ってホテルまで戻って来るルートを行ってくれるタクシーの運転手さんを探してもらった。そもそも、ソンクル湖に行こうと思った理由は、どなたかがソンコル湖まで行きたかったけど行けなかったとネットで書いていたのを思い出しただけで、情報は全くなかった。単に距離だけで値段を2000CIM(1CIM 1.6円ぐらい)と考えていたが、運転手さんの言い値は4000CIM ・・交渉の結果、3000CIM。交渉しておきながら、高いのか安いのか分からないが1人で貸し切りなので、まあこんなものかと割り切った。(今言って1時間後出発と言うわがままにも答えてくれたし)
ホテルに依頼をしたのが12時15分頃。タクシーが来てくれたのが1時過ぎ。勝手な見積もりで、片道130km 1時間半なので、往復4時間弱。5時前には戻ってこれるかと。
タクシーがホテルに到着した。車は汚れたオデッセイ。ちょっと心配になったが、Nice to meet you !と運転手さんが現れた。片言であるが英語が分かる。このキルギスではこのレベルでも英語でコミュニケーションが取れるのは貴重である。
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