安心のタミンバウ 中華丼です。ローカルのサータァゥサインに行った場合にメニューが分からない、値段が分からないって心配になったらまずこれです。旨い、安い、辛くないという3ポイントがあります。
野菜も多くて栄養満点ですし、味は日本のラーメン屋にある中華丼を若干濃くした感じです。チェッタ(鶏肉)、ワッタ(豚肉)か聞かれますが、味に大差ありませんし値段もありません。
まれにガー(魚)もありますが、値段は若干高めです。けっちーな私はつい値段の安い鶏か豚を選んでしまいます。
ICTTIそばにある食堂で数あるメニューから知っているものだけを食べてもつまらないと思い、毎日メニューの上から順番に食べていくことにしました。
この紹介を見れば、メニューと食事をマッチさせることができますので、ご参考にしていただければと思います。
今日もいつものごとく、サータゥサインへついたら、ニーマーレ(お嬢ちゃん)がメニューを持ってきてくれました。今日も上から順番で、ミェガッチェカッと読めても意味不明なまま注文をしました
しかし、出てきたものは昨日と同じ、違いがあるとすれば肉が鶏肉から豚肉になってるぐらいです。注文を間違えたかと思って、ニーマーレに聞いたらマレーシアと同じ(アトゥドゥ)だそうです。マレーシアは一応鶏肉と言うのが一応意味のある違いということにしておきます。
ミャンマー語で食堂はサータゥサインと言いますが、サーは食べる、タゥは飲むサインは店と言う意味です。
今回は私がお世話になっているサータゥサインの紹介ですが、ヤンゴンの一般的な食堂と思っていただいて大丈夫です。と言うかどこも代わり映えしません(笑) この手のお店は1食1500-3000kで収まりますし、おいしいので安心して通えます。
このお店は広いですが、狭いお店も同じ感じで、テーブルにプラスチックの椅子があり、テーブルの真ん中に自由に飲めるお茶のポットと湯のみ+トイレットペーパーならぬティッシュが置かれてあります。
お酒を出す店と出さない店がありますが、出す店はMyanmarBeerと派手な看板がありますのですぐに分かります。
お茶(イェネージャン)は無料で湯のみがキレイとは言えないので、飲む前に紙で拭いて熱いお茶で洗います。
このイェネージャンが油っこいミャンマー料理から癒してくれます。
今日は麺の列にしようと思い、一番上のモヒンガーは何度か食べているし、次のヤカインモンティイェを注文しました。結果はマシーブ(ありません)ということで、ご飯列に戻って、昨日の下のよく読めないマ・・・レ・・・シ・・・ あ、マレーシア タミンジョーを注文しました。
昨日、アサ(辛いの)マチャイプ(好きじゃない)と言うのを覚えておいてくれたのか、アサーショラ?(辛いの減らす)と聞いてくれたので、ペーバー(お願い)とやりとりがありました。どこの国でも顔なじみになるといいですね。
さて、出てきたのは何がマレーシアか分からないけど、マレーシアっぽさが伝わってくる炒め物が出てきました。
ご飯はどこだ? タミンジョーだからご飯炒めじゃないのかと思いましたが、餃子の皮を切った(ちぎった)ような麺が炒められていました。
味は、辛さ控えめですがラー油で焼きそばを焼いたような味。野菜も多くて油っこいけども野菜で落ち着いた味になっておいしかったです。値段は1700k (感覚物価的には850円)スープ付きなので値段相応かなって感じでした。
※後でメニューを確認したら、カウィスェヂョー(麺炒め)でした。
しかもメニューはご飯と麺の列で分かれてもいませんでした。
すべてランチで紹介しようと思っていましたが、既に食べたことがあるものについては予め紹介しておきます。 食べたことがないものを早く食べたいですしね。
モヒンガー
ミャンマー料理で最も知られているモヒンガーですが、あまりお店になかったりします。
では、どこにあるかというと、街頭の屋台(屋台にもなってないか)のような、単に小さな椅子とテーブルを並べただけのお店にあります。
ただ、意外にもモヒンガーのモはモウンなのでおやつと言う認識なのだそうで、朝や夕方に数時間だけ開くモヒンガー屋台が多いようです。
魚だし(元々はナマズ)のスープに米粉麺でうどんスープに若干鶏ガラスープを混ぜたようなあっさりした味のはずですが、トッピングに油であげたものを載せられてしまうので、結局脂っこくなってしまいますが、量が少ないため、ペロッといけてしまいます。値段もおやつ価格で400-500kのお店が多いですね。
パッシェー
パッシェーだけ言うとあんまんが出てきますが、これも鶏(チェタ)か豚(ワッタ)聞かれることが多いですので、どちらかを頼むといわゆる肉まんが出てきます。おやつ的な感覚で値段も500kぐらいでカウィスェ(麺)のお供や、ラペイエ(ミルクティ)のお供にちょうどいいです。
味は551の蓬莱顔負けぐらいおいしいですよ。
シャンカウィスェ
言わずと知れた、ミャンマーフードでもっとも知られてるシャン地方の麺です。ミャンマーでは麺のことをカウィスェと言いますが、実は小麦麺のことです。しかし、シャンカウィスェだけは米粉麺なのにカウィスェと呼びます。ビルマ族がシャン族の言葉が分からず、しょうがなしにカウィスェと呼んだとか・・
タイプはスープ麺よりも混ぜ麺(日本の油麺)の方が一般的ですが、私はスープ麺の方があっさりとしていて好きです。鶏ガラスープにラー油を入れただけの素朴な味です。一応、鶏か豚か聞かれますが、トッピングの挽き肉の違いだけですので、味は大差ありません。
ワー(豚)パシーとシャンカウィスェの混ぜタイプの組み合わせです。
タミンジョー
いわゆるチャーハン タミン(ご飯)+ジョー(炒め)です。
日本のより脂っこいですが、馴染みが一番深いのではないでしょうか。
こちらにきて約1ヶ月半、まだ不味いと思った店がないくらい、外れはないと思いますし、値段も安め(一般的な店で2000k以下)です。
豚か鶏かを聞いてきます。値段は変わりませんが、たまにシーフード(ガー魚)があることがありますが、だいたい値段が2、3割高いです。
今日もニマーレ(お嬢ちゃん)が、愛想良くメニューを持ってきて、タミンヂョー(炒飯)を勧めてきますが、普通のタミンヂョーじゃつまらないので、メニューで下にあるパシュータミンヂョーを頼みました。
パシューって意味は分からないまま注文しましたが、味は唐辛子いっぱいで辛い! その他の味はなんら普通のタミンヂョーと変わらないんでおいしいことはおいしいのですが、イエネェージャン(緑茶)も熱く、口の中が火だるまになりました。※青いのはサヤエンドウにも見えますが唐辛子です。
まあ、激辛炒飯と言えば良いのかと思います。
後で、同僚にパシェって何かって聞いたら、説明しにくいと言いつつ、素的な意味があることが分かりました。要は素炒飯ですが、他の炒飯と何が違うねん?って一人つっこみしてしまいそうです。
職場での昼食はいずれお弁当を持ってきて他の職員と一緒に食べたいのですが、しばらくは学校そばの食堂(サータゥサイン)でとることにしました。最近は注文が面倒くさいので焼飯かヌードルばかりなのですが、それじゃつまらないので、できるだけメニューの上から順番に食べていこうと思っています。
で、初日はベータミンヂョー(アヒルの炒飯)
ベーはアヒル、タミンはご飯、ヂョーは炒めるです。
写真は普通の鶏肉のタミンヂョーですが、見た目はまったく変わりません。味は油多めの中華料理屋の炒飯でおいしいです。野菜もいんげん、にんじん、にんにく、カリフラワなどいっぱいなので、食べやすくていいです。1300k(130円)でスープ付きはこちらの外食では安めですね。