僕は芸術オンチなんで、旅行でそれなりの美術館に行っても、鑑賞までは至らず、外観だけ見て帰ることもしばしば。とは言え、今までの美術館や博物館では、大英博物館、ルーブル、エルミタージュ+バレー鑑賞は、さすがに感動した。今回のの旅の目的地ワルシャワでは全然芸術のことは考えていなかったけど、ショパンミュージアムがあることと言うか、ワルシャワと言えばショパンという情報を得たので、ミーハー的に博物館に行くことにした。
ミュージアムは旧市街の中心から2km弱で、歩いても行ける。僕は交通パスを持っていたのでバスで近くのマクドナルドまで行って、お茶してから行った。
料金は22ズウォティ 600円弱。水曜日は無料と言う情報もあったけど、僕が行った水曜日は有料だった。
ハイテクミュージアム
僕にとってショパンと芸術家は名前は聞いたことはあるけど、一体どんな方かは分からない。恥ずかしながら、オーケストラとピアノの音楽家の違いも分からない音楽オンチである。実は博物館も入っても分からないだろうと思い、一度は入らずに帰ろうとしたけど、せっかくワルシャワにいるのからと言う理由だけで入館した。
入ってみると、建物は中世の雰囲気を残すレンガ造りであったが、設備はハイテク。ショパンの曲をタッチパネルで選曲して聴けるだけじゃなく、彼が描いた絵をサムネイルで表示する装置もあった。しかもそれらは全て入館カードに連携していて、入館カードを装置にかざすと演奏が始まったりする。
ハイテク装置のお陰でピアノ演奏とショパンの生い立ちを映像を含めて楽しむことができ、ピアノやクラシックに興味を持てるようになった。
しかも、息子のピアノ発表会の演奏曲がショパンの曲になったことも、さらにショパンに興味を持てるようになった。そんなこともあり、ショパンミュージアムでの鑑賞は、僕にとってとても心に残るものになった。
哀愁漂う芸術のワルシャワ
ワルシャワは東欧のパリと言われているぐらい芸術の似合う街だ。絵画ももちろん、音楽はショパンだけでなく、旧市街では至る所で、いろんな楽器の演奏が聞こえてくる街。上の動画はアコーディオンの音色が夜間の旧市街の雰囲気にぴったりなので、思わず撮影してしまった。
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