私が赴任したICTTI( Information and Communication Technology Training Institute)は、2006年から2011年までのミャンマー国科学技術省(MOST)、ヤンゴン・コンピュータ大学(UCSY)、そしてJICAとのプロジェクトでヤンゴンコンピュータ大学卒業者の実践教育の場として設立されました。数年前まではヤンゴン北部にあるヤンゴンコンピュータ大学内にありましたが、管轄がヤンゴンコンピュータ大学からMOST直轄に変わったこともあり、現在のヤンゴン大学フライン(ラインの発音する前にHの発音を入れます)キャンパスの一角に移動しました。
校舎は大学と言うより高校の校舎のようです。
廊下もノスタルジック。
PC教室 実践訓練をやるというだけあった、PCは学生数分以上にあります。
こちらはPCの大教室。プレゼン中でした。
Serverroomは鍵付きですが、あまり堅固な感じではないですね。
一応、最高のセキュリティはこれだったりましますが、ミャンマーの犬も人を性善説で見てくれているようです。
なお、フラインキャンパスは大学としては機能しておらず、ITパーク的な存在になっています。その1つとしてMICTパークもあります。
ICTTIではソフトウェアコースとネットワークコースの2つのコースがあり、主にヤンゴンコンピュータ大学の卒業生やIT系企業に就職した社会人が6か月で各々の実習を行います。(以下はネットワークコースの主なコース内容 基本と応用合わせて6か月のコースです)
In fundamental Course
Fundamental Linux (OpenSuse 13.2)
Fundamental Network
Fundamental Security
In advanced Course
TCP/IP and Routing Protocols
Linux Administration
Linux Server
Linux Management and Security
Network Design
Network Administration
Workshop
一応学校らしく食堂もあります。