車窓から
ヤンゴン発バガン行きの特急は1日1本だけでておりヤンゴンを16時に出発し、バガンに9時に着く予定です。4番線から発車しますが、15時30分ごろには荷物を多く持った人がホームでだらだらし始めます。
出発時間には正確と言われていますが、牽引車が入ってきたのは16時を過ぎたころで、客車が入線したのはその15分後で、結局30分ぐらい遅れて出発しました。
出発後は環状線のインセン方面に進み、そのあとは環状線を離れて草原の中を走ります。夕焼けまでは飽きずに見ていましたが、揺れるし、飽きるし虫は入ってくるしで、結局夕焼け後は暑苦しくても窓を閉めました。ただ、夕焼けは綺麗で、旅の思い出になる光景でした。
窓に網戸がついているか、段階的に開けれればよかったのですが、開けるか閉めるかの二者択一のため窓を閉めた寝苦しい夜が明けると、今度は風が入り放題ですが、さわやかなコンパートメントになります。誰一人ゆっくり寝たい家族はいなかったため夕焼けの続きののような朝焼けを家族で拝めました。
ここから、予定ではあと3時間で9時にバガンに着くはずですが、結局1時間半遅れの10時半近くにバガンに到着しました。
列車はバガンに近づくと、牛や豚の放牧の光景や冷えあがった川など、それなりにアジアの列車の旅っぽくなりますので、少々の遅れならいいのですが、さすがに1時間半余計に揺られるのはきつかったです。