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YBPCバス

YBPC(Yangon Bus Public Company)バスは2016年2月7日に運行を開始した、今までのヤンゴンのバスの悪いイメージを一掃するバスです。一度見ると、他のバスと全く違う雰囲気を感じますが、いったいどうやって乗ればいいのかも初めてで分かりにくいですので、簡単に紹介します。一周地図 はこちら

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ルートは8マイルからさらに空港を越えたバローガ湖の東岸のHtauk Kyant LanSone(Junction)が始発になり8マイルからを南下し、レーダン、ミェニゴンを通りダウンタウンの北部のボジョーラン(ボージョーアウンサンマーケットに接する道路)を通りサクラタワーのから、カントージー湖西岸、ヤンゴンプラザからインヤー湖東側(カバエパヤラン)を通り、8マイル経由でHtauk Kyant LanSone(Junction)まで戻るルートとほぼその逆を通るルートがあります。

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8マイルから南下するルートが1(黄色)
で左折するルートが2(青)になります。バスの色は同じです。バスの前に上の写真のように番号(1、2)と最初に通る通り(ピィラン、カバエパヤ)が書いていますが、ミャンマー語です。

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バス停は他のバスのバス停の2,30m離れた場所にあり、一番上の写真の路線図が目印です。
主なバス停はさくらタワーの交差点の北側(スーレーパゴダロード)、ミャンマープラザの陸橋の近く(普通のバスと共用)(コッキン) スーパーホテル北側の交差点(パラミランとカバエパヤラン)から北に150mぐらい(チャウティンコン)、8マイル
西側はレーダン、ミェニゴンともに陸橋北部の普通のバス停から20mぐらい北部、ピィーランとボージョーアウンサンランの交差点 ニューヤンゴンホスピタル西側にあります。

乗車賃は距離に関わらず300チャットで基本はプリペイドカードでの支払いですが、下の写真のような入口ソバのケースに300チャットを入れても大丈夫です。私はカード不足になってから2500チャットで1000チャットプリ入金になりましたので、カードを買うのを躊躇しています。

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とにかく、エアコンが効いて騒音も混雑もなく快適ですので、ぜひお試しください。

なお、今のところ18台のバスが走っているため、10分位待てば大体乗れますが、どこかで渋滞にはまってたりすると30分ぐらい待つこともありますが、乗ってしまえば快適で速いので、待ってる人が増えている気がします。最終は20時なのでそれ以降は乗れませんのでお気を付けください。

 

いきなり卒業式

任地のICTTIに赴任して1ヶ月もたたないうちに、学生さんの卒業式に出席しました。学生さん達とは彼らの最終ワークショップのプレゼンでコメントやアドバイスをしたぐらいなんですが、彼らが社会人になるのはうれしい気持ちで参加できました。よくある漫画のいきなり最終回って感じもありますが、私には何か無事スタート出来た気分にもなりました。

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これは日本の桜とのような、この季節に咲いて、みんなが楽しむ花だそうです。ただ、街中で咲いているのをほとんど見たことありませんし、これも造花です。

卒業式は校長先生のお話し、各科(ソフトウェア、ネットワーク)の成績優秀者上位3名の発表とその表彰式でした。

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授与式あいさつ

 

しかし、私は大した貢献もしてないのにVIP席に座らせていただきましたが、このVIP椅子は30分が限界です。

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8マイル陸橋開通

私がミャンマーに来てから何故か耳に付いた8マイルと言う地名ですが、ヤンゴンのダウンタウンの中心のスーレーパゴダからの距離を表した地名の1つになっています。近くには7マイル、9マイルもありますが、なぜか8マイルが私の耳に付いています。
ちなみに8はミャンマー語でシーなので、シーマイルと言います。
8マイルはヤンゴンの北西部にあり、耳に付くだけではなく、大きな交差点で交通の要所にもなっています。当然、どの方向から通過するにも渋滞は避けられませんでした。

私にとっては耳に付く名前だけではなく、通勤で通ることになり、切っても切れない関係になってしまいました。
当然、渋滞は通勤時間にも影響しますから、何とかしてほしいと思っていましたが、なんと南北の道路に陸橋が突貫工事で開通しました。

左は2016年2月18日の状態、作業員が手作業で路面に石を並べていました。

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右は3月9日にすでに開通していました。

工事は私がミャンマーに来る前から進められていましたが、この最後の追い込み。いったい、いったい誰が完成させたのかは謎ですが、これで南北の渋滞はかなり緩和されました。

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こちらは開通前の渋滞。工事も影響してなかなか進みませんでした。

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その後の8マイル陸橋ですが、写真の通り快適です。これも最近、3月2日に開業したYBPCバス(黄色のバス)との組み合わせは以前のヤンゴンを忘れさせてくれますが、なんか寂しい気もしています。

ヤンゴン滞在が短い場合

ミャンマーの見どころは都市ではなく田舎です。これは世界的にみても珍しい気がします。旅行者はとりあえず首都や大都市に滞在するものですが、ミャンマーではヤンゴンを経由地にしている方も多いみたいです。

でも、ヤンゴンの街は最貧国から目まぐるしく発展しているので是非雰囲気を感じてほしいですし、街の散策も楽しいと思います。

とは言え、短いヤンゴン滞在でゆっくりヤンゴンを見て回る時間がないのも事実でしょうから、私が1か月半、スーレパゴダ付近に滞在して良かったと思う、ヤンゴンのエッセンスを感じられるお店を紹介します。

これはアジアプラザホテル(スーレーシャングリラから東へ300m)を基準にしています。

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 ちなみに以下の紹介に記載している番号は地図に振っている番号です。

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のKing スーレーバゴダのちょっと北側にある、ラペイエサインです。ラペイエはインドのチャイに似たミルクティで、サインはお店です。

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お茶屋ですが、食事も豊富です。

チマキ(600チャット)、肉まん(500)、シャンヌードル(900)、どれもおいしいです。肉まんは551の蓬莱よりもおいしいと思ってしまったぐらいです。10チャット≒1円

2のKosanは日本人が経営しているミャンマー人向けの飲み屋です。日本人もそれなりに来ていますが、価格はミャンマー人向けです。貧乏白人にはかなり人気があるようです。

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19stにはパブタイプとBarタイプの2軒あります。

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自家製ローストビーフも300円以下

ちなみに、ヤンゴンのダウンタウンは碁盤の目になっていて南北に西から1から順にストリート名が付いています。大通りは別名ですけど。コーサンがある19stはBBQ街としても有名です。他のアジアの屋台には比べ物にならないくらい小規模なのはミャンマー人があまりお酒を飲まないのと、贅沢しないからかもしれません。

3はアジアプラザからもかなり近い、日本食の鯉のぼりです。「ミャンマー料理に疲れた、あと数日で帰るけどー」っていう場合に日本の並みのつけ麺屋以上においしい魚介だしのつけ麺を食べられます。もちろん他の日本食も。 値段は量やトッピングにより5,6000チャットぐらいです。

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4は足裏マッサージです。鯉のぼりと同じ通りにあります。34stと35stの間にある若干広めの通りです。
コスパ良くリラックスしたい場合にお勧めの足裏マッサージです。他にもマッサージ屋はありますが、基本全身マッサージは法律で禁止されてようなので、あまりありませんし、短い期間の滞在で行くには質の悪さのリスクが高いですね。知り合いも100貫デブに背中に乗られて痣ができたって言ってます。

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隣の9Barと言うステーキ屋の方が有名だと思います。

はサクラタワーのアジアプラザ側の隣、映画館との間の角っこにある、ホントの地元の店です。○○ヒン(おかずと言う意味)を指さしで注文できます。いっぱい食べても2000チャット行かないぐらい安いですが、地元の店は油っこいので、胃もたれ心配ならkingぐらいで十分かもです。

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 6は一息つきたいときの喫茶店です。シャン地方で栽培しているコーヒーを使っています。シャングリラの隣のホテルの隣の通りにあります。ここもコスパが良いので白人に人気です。

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最近値げしましたが本日のコーヒー(プレス)で1800チャットで、酸味が効いておいしいですよ。

番号は書いていませんが、赤線引いてる999と言うシャンヌードル屋は地球の歩き方にも載っています。小奇麗にシャンヌードルを食べれるし、おいしいので、白人がいっぱいですね。 若干高めと言っても、1500チャットでヌードルを食べられます。

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最後にミャンマーのデザートで外せないのが、ちょっと遠いですけど、シュエ(金の)バズン(海老)と言う、デザート屋です。以下のファルーダだけではなくミャンマーデザートやアイスやケーキも地元価格で食べられます。アジアプラザからだと、歩いて25分ぐらいです。
バスに乗れれば楽ですけど、アジアプラザから一つ南の東西の道のバスで、サンピャって言えば大体行きますし200チャット、言っとけば降りるとき教えてくれますが、いきなりは無理ですかね。

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ファルーダ

とにかく、kosanのオーナーが、ここのアイスはミャンマー一やっていうぐらいの店です。

てな感じで一応徒歩圏内でぎりぎり行けるところをまとめてみました。お店は自分で探したいけど、時間がないって方も是非どうぞ。

ミャンマー食堂日記 タミンバウ

安心のタミンバウ 中華丼です。ローカルのサータァゥサインに行った場合にメニューが分からない、値段が分からないって心配になったらまずこれです。旨い、安い、辛くないという3ポイントがあります。

タミンバウ

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野菜も多くて栄養満点ですし、味は日本のラーメン屋にある中華丼を若干濃くした感じです。チェッタ(鶏肉)、ワッタ(豚肉)か聞かれますが、味に大差ありませんし値段もありません。
まれにガー(魚)もありますが、値段は若干高めです。けっちーな私はつい値段の安い鶏か豚を選んでしまいます。

ICTTIについて

私が赴任したICTTI( Information and Communication Technology Training Institute)は、2006年から2011年までのミャンマー国科学技術省(MOST)、ヤンゴン・コンピュータ大学(UCSY)、そしてJICAとのプロジェクトでヤンゴンコンピュータ大学卒業者の実践教育の場として設立されました。数年前まではヤンゴン北部にあるヤンゴンコンピュータ大学内にありましたが、管轄がヤンゴンコンピュータ大学からMOST直轄に変わったこともあり、現在のヤンゴン大学フライン(ラインの発音する前にHの発音を入れます)キャンパスの一角に移動しました。

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校舎は大学と言うより高校の校舎のようです。

教室

廊下もノスタルジック。

PC教室

PC教室 実践訓練をやるというだけあった、PCは学生数分以上にあります。

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こちらはPCの大教室。プレゼン中でした。

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Serverroomは鍵付きですが、あまり堅固な感じではないですね。

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一応、最高のセキュリティはこれだったりましますが、ミャンマーの犬も人を性善説で見てくれているようです。

なお、フラインキャンパスは大学としては機能しておらず、ITパーク的な存在になっています。その1つとしてMICTパークもあります。

ICTTIではソフトウェアコースとネットワークコースの2つのコースがあり、主にヤンゴンコンピュータ大学の卒業生やIT系企業に就職した社会人が6か月で各々の実習を行います。(以下はネットワークコースの主なコース内容 基本と応用合わせて6か月のコースです)

In fundamental Course 

Fundamental Linux (OpenSuse 13.2)
Fundamental Network
Fundamental Security

In advanced Course 

TCP/IP and Routing Protocols
Linux Administration
Linux Server
Linux Management and Security
Network Design
Network Administration
Workshop

 

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一応学校らしく食堂もあります。

 

 

 

ミャンマー食堂日記 チョウサンヂョー(焼きビーフン)

チョウサンヂョーは何か指差しミャンマー語にあった記憶がありますが、注文時には思い出せませんでした。

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焼きビーフン。そういえばカウェスェよりも高いと教えてもらった記憶が蘇ってきましたが、値段は1800kとカウェスェと同じでした。
日本ではケンミンの焼きビーフンすら食べたことなかったですが、あの細い麺が油にからんで、焼きそばよりおいしいと思いました。

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ミャンマー食堂日記 カウィスェヂョー

品名にヂョーがつくと炒め物か揚げ物なので、毎日油っこいもの食べていますが、ヂョーがつかなくても、油で絡めていたりするので、他の食べ物を注文しても結局油っこかったりします。なので、今日もとりあえずヂョーを継続します。
今日はカウィスェヂョー。

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出てきたのは、日本の中華料理で出てくる、あんかけ焼きそば。麺は平打ちの小麦麺で歯ごたえもあり野菜もたっぷりで油っこさを感じずに、おいしくいただくことが出来ました。

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ミャンマー食堂日記 ミェガッチェカッ

今日もいつものごとく、サータゥサインへついたら、ニーマーレ(お嬢ちゃん)がメニューを持ってきてくれました。今日も上から順番で、ミェガッチェカッと読めても意味不明なまま注文をしました

ミョエカンチェガッ

しかし、出てきたものは昨日と同じ、違いがあるとすれば肉が鶏肉から豚肉になってるぐらいです。注文を間違えたかと思って、ニーマーレに聞いたらマレーシアと同じ(アトゥドゥ)だそうです。マレーシアは一応鶏肉と言うのが一応意味のある違いということにしておきます。

マレーシアカウィスェヂョー

自宅周辺紹介

早いもので引っ越してから約2週間もたってしまったので自宅周辺の紹介をしたいと思います。

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自宅付近の樹齢100年ぐらいの大木。御釈迦さんに囲まれていますが、地域の安全を守ってくれています。

場所はダウンタウンから北西に10kmぐらいのヤンキンタウンシップにあり、列車のバオトー駅から徒歩5分、バス停からも徒歩2,3分の便利な位置にアパートはあります。

閑静な住宅街というより高級住宅街の中にあり、周辺は敷地の広い一軒家が多く、アパートは珍しい感じです。
住宅街の中なので、不便な場所かと思っていましたが、自宅周辺を散策すると、バオトー駅のそばまでは交通量の少ない道路があり、駅の側にはローカルマーケットがあり、朝行かないと肉や魚は売り切れてしまいますが、新鮮な食材が簡単に手に入ります。

環状線は本数は少ないですが、ヤンゴン駅までも乗ってしまえば30分かからないし、渋滞や混雑もありませんので、楽にダウンタウンまで行けそうです。

 

 

ダウンタウンの喧騒とは全く離れてのんびりとした雰囲気のある自宅周辺は通勤時間はかかりますが、快適に生活できるのが気に入ってます。