カテゴリー別アーカイブ: シニアボランティア

ミャンマー食堂日記 チェアテアミンヒン

日記じゃないアップで申し訳ございませんが、今日はメニューにない、直接指をさして注文するミャンマー料理を食べました。あえてミャンマー料理と書くのは、こちらーのサータインサイン(食堂)のメニューの多くは中華料理ににているから、ミャンマー料理じゃないのでは・・と思い始めたからです。とはいえ、今日食べたミャンマー料理はインド料理に近いんじゃないのって言われれば、その通り!って言ってしまいそうですが。

ミャンマーでのおかずはヒンヒン と言い、油スパイス煮と言うようなものです。具の名前にヒンを付けるとその料理の名前になります。例えば海老だとバズンなのでバズンヒンです。

またヒンはカレーと言えなくはない味ですので、エビカレーや豚カレーと言うように呼ぶ日本人も多いです。

と言うわけで、今日は鶏の肝(チェアテアミン)のヒン、チェアテアミンヒンです。

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左側の小さな皿ですが、スパイスが効いてて、油もほどほどで、ちょっと油っこいトリモツカレーでした。

また、ご飯と野菜の漬物、魚ソース付きが一緒に出てくるのもヘルシーで量的にもGoodでした。

この野菜のことをアセインヂーと言うそうです。

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しめて1500チャット。一見お皿が小さなヒンでしたが、量もご飯にあってるし、野菜もついてお得感がありました。

ミャンマー食堂日記 カアウバウチーヂョ

あまり食堂に行かなくなったのと、アップするのが遅いのとで、日記じゃない頻度になってしまいましたが、久しぶりにアップします。

今日はカアウバウチーヂョと言う、名前は18世紀のカアウバウン時代の炒めものというものですが、他に意味があるのかも知れません。

カアウバウチーヂョmenu

味はほぐれたカニの身やさつま揚げのような練り物が入った野菜あんかけ。あっさりして、カニっぽい味もしっかりしてて、お店で最高レベルの味ですが、値段も高く単品でも3500チャットです。

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ヤンゴンバス事情

2017/1/16からバスシステムが大幅に変わりました。

こちらをご参照ください。

ヤンゴン市内の移動手段は実質バスかタクシーだけと言っても過言ではないかも知れません。タクシーは他の途上国と違いボッタクルことは少ない気がしますが、メータタクシーはなく都度、行き先を伝えて値段交渉する必要があります。そこで便利なのがバスと言いたいところですが、路線図が整備されているわけでもなく、行き先表示だけでなくバスの番号もミャンマー語ですから乗りこなすのは至難の業だと思っています。
今回はヤンゴンバスの基本情報をまとめますので、バスを使ってみたいという方は参考にしていただければと思います。

どうしても列車が良いという方はこちら

ヤンゴンのバスは100種類以上 

ヤンゴンのバスは100種類以上あり、基本的には路線毎に番号が振られています。ただ、バスは市が経営しているわけではなく、日本の電鉄バスのように大企業1社が独占しているものではありません。はっきりしたことは分かりませんが、バスの組合のようなものがあり、バス会社(個人事業主レベルもあり)が走らせたい路線の許可をもらう仕組みのようです。なので、大きいバス会社のバスは”比較的”新しく大きいですが、小さい会社だと40年落ちぐらいの日野のバスを未だに使っていたりします。

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大きな会社のバス。日本の中古が多いです。
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この手の40年落ちのバスが現役な国は珍しいとか

バスを見分けるためにはどうしても数字の理解が必要です。
数字については、今日のミャンマー語 数字 をご覧ください。

一般的なバス

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上記の通り、バスは大型から小型まで様々ですが、フロントウィンドウとリアにバスの番号が張っています。ただ、番号が書いてあるシールの色もバスの識別に使うことがありますので、要注意です。前回と同じ番号のバスに乗ったのに違う場所に行ってしまうことが何度かありました。
また、文字は小さいですが主要な行き先も書かれています。止まっている時の車掌さんの客引き用の行き先の叫び声と合わせて確認できるようになれば、苦労しませんが、私もまだまだです。

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車掌さん

料金は200チャットですが、近距離(1kmまでぐらい?)だと100チャットのバス会社さんもあります。子供も同じ料金ですが以下のアディバディは半額の100チャットにしてくれます。(今まで3回)

バスに乗ってしばらくすると、もう1人の車掌さんが集金に来ます。いくら混雑しても来ますので、あらかじめ用意してた方が良いです。

バスに乗らない人が、バスはスリが多いとか、犯罪が多いとか言われますが、今のところ危険な目にあったことはありませんし、大きい荷物は座ってる人が持ってくれてたり、子供を膝に座らせてくれたり、どちらかと言うと親切にしてもらうことの方が多いです。車内は古く決して快適とは言えませんが、安心して安く移動できるバスを利用してもらいたいです。ただ、すし詰めになるときは、念のためご注意を!

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アディバディ

バス会社で最も大きな会社は、アディパディと言う会社で、比較的バスがきれいで、座席数も多いです。見慣れるとすぐにわかるようになりますから、ルートを覚えると、安心して乗ることができます。種類は色で分かれていてバスの見分け方は

日本の大型バスサイズでフロントの上部にミャンマー語でアディバディအဒီပထီと書いてあり、その両脇と行き先が書かれている中央の帯が、各色(赤、白、青、黄)で塗られているいるので、その色で判断します。

ルートの詳細は書ききれませんが、4本とも環状列車線パラミ駅近くのパラミラン(ランはROAD)に車庫があり、そこからスタートし、カバエパヤーランとパラミランの交差点を北上し、カバエパヤーを通り8マイルまでは同じルートで、8マイルから南北西に分かれます。

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青はピィーランを北側に行きますので空港から徒歩25分まで接近したバス停を通りインセンを西側に抜け環状列車線の西側を通り、黄はピィーランを南下しインヤー湖西岸を通り、フレーダンから環状列車線の西側の通りを通って、赤は西に直進し、インセンランを南下しフレーダンを経由しピィーランを通り、ボージョーラン(ボージョーアウンサン市場前)に、向かいます。
白は西に抜け、環状列車線の西側の通りを通って、青と黄色と同じ通りを通りますが、さらに南下し、スーレーパゴダに向かいます。

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ダウンタウン(ボージョーアウンサンマーケットやスーレーパゴダ)から車庫に戻るルートは改めて整理しますが、同じルートを反対側にも周っていますので、ダウンタウンから西側、北側に向かう人にもお勧めのバスです。値段は距離に関係なく一律200チャット、比較的バスがきれいですが、次に紹介するYBPCバスが登場してから、どんどん新車を投入しているように思います。

快適で安心して乗れるYBPC

今までのヤンゴンバスと雰囲気も乗り方も全く違うバス会社ができました。YangonBusPublicCompanyで、2016年2月から運行を開始しました。

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YBPCの詳細はこちら

YBPCバスを使ったヤンゴン市街一周はこちら

43番バス

ダウンタウンのスーレラン スーレーシャングリラやサクラタワーがある南北の通りから、北に向かい、カントージ湖の西岸、動物園を北上、インヤー湖の東岸のカバエパヤーラン(要所はミャンマープラザ、セドナホテル、ミカサホテル、スーパーホテル、カバエパヤー)を通ります。
何が良いかと言うと、番号が分かりやすい43です。

インヤー湖や最新のショッピングセンター ミャンマープラザにも本数が多く簡単に行けますが、ミャンマープラザ、セドナホテル、インヤー湖ならYBPCの方が快適です。

バスについては分からないことが多いですが、随時更新していきます。

NTTデータミャンマーさんスカラシップ

NTTデータミャンマー

NTTデータミャンマーさんは、ミャンマーで2012年からオフショア開発を行っています。現在200名ぐらいのミャンマー人の社員さんがいて順調なように見えますが、他の日系IT企業と同様、人材確保には試行錯誤しています。その対策の1つとして、IT専門学校を立ち上げ、学校の卒業生から人材を採用する取り組みを行っています。このやり方なら、学生さんにとっても実践教育を受けられる場が増えますし、NTTさんにとっても人材採用で有利なWinWinの関係になれます。
また、人材の育成と採用だけではなく、社員は大きなプロジェクトに携われることと、日本にも行けるチャンスがあることでモチベーションをあげ、離職者を減らす工夫と努力もしています。
NTTデータさんは資金力があるからとも言えるかもしれませんが、成功している企業と言えるのではないでしょうか。

情報通信訓練センター(ICTTI)への奨学金提供

私が所属する情報通信訓練センター(ICTTI)は主に大学のコンピューター系学科卒業生が実践訓練を受けられる施設としてJICAのプロジェクトで設立されました。ここの卒業生は実践教育も受けているため、少しでも即戦力を採用したい企業にはもってこいなのですが、まだまだ卒業生が少なく、一部の企業としか人材採用での連携が取れていないというのが現状です。しかし、こちらの人材にいち早く理解を示してくださったのがNTTデータミャンマーさんです。単に求人票を送って来るだけではなく、採用するかどうかに関わらず、1ターム(半年間)で10名の学生に奨学金を提供してくださっています。年間では20名に1人当たり500000チャット(約5万円)もの額で、試験にパスした学生は学費と住居費の一部を奨学金で賄うことができます。

NTTデータミャンマー社長からの奨学金授与式

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もちろん、このような協力をしてくださっていることは学生も理解しているため、優秀な学生は自ずとNTTデータさんへの採用を希望するフローができつつあります。

NTTデータさんは自社の採用のことだけを考えるのではなく、このようなミャンマーの人材育成に協力してくださっています。私はこの様なスカラシップをNTTさんだけではなく、日立さんや富士通さんはもちろん、中小企業にも提供したいただけるよう、優秀な学生を養成し会社を辞めない仕組みづくりも提案していきたいと考えています。

ミャンマー進出IT企業

日本のIT企業はミャンマーに進出したくても、政権の不安定さや外国企業への進出の各種優遇策が中国やベトナムに比べて弱いこともあり、まだまだ躊躇しているところも多い様です。ネット環境の悪さと不動産価格(オフィス賃料)の過剰な高さも、阻害要因になっていますが。

もちろん、4年前の民主化スタート以降進出した企業もありますが、その多くの企業の悩みが、人材の確保です。

ミャンマーの最低賃金は1日350円くらいで1か月で1万円にも満たないので、日本企業からすると労働コスト的にも最高によく、ミャンマー人も真面目なので、雇用がうまくいけば、最高のオフショア開発拠点になるのですが、それが思うようにいっていない企業が多いのです。

なぜか?

別に調査も分析もしたわけではないのですが、何社かの社長や責任者に聞いたところ、IT業界では即戦力に人材がいないことと、人材を育成しても簡単にやめてしまうことにあるようです。
ミャンマーの大学でのコンピュータ系学科では、プログラミングにしてもネットワーク構築にしても、ほとんどが教科書での学習だけで、コンピュータを使った実習を行っていないようです。このため、優秀な大卒学生を雇用できても、多くは社内研修が必要になります。せっかく低賃金を目的に進出しても研修まではやれない企業がほとんどですし、研修できたとしてもそこそこのプログラミンがができて、日本語や英語ができると、人材ブローカーに狙われ、目先の高給に惹かれ辞めてしまう社員も多いそうです。

※NTTデータミャンマーさんの取り組みはこちら

このようなことから、ミャンマーのIT企業は発展途上と言えますが、安定しないこの時代に頑張っている企業には、成功してもらいたいという気持ちでいっぱいです。

 

ミャンマー食堂日記 ジャパンドーフー

ジャパンドーフ、名前からして食べてみたいのですが、何度聞いてもないって言われます。ただ、4000チャットと高めなので、あってもちょっと躊躇しそうです。何かのお祝いの日にでもあれば良いのですが。

 

ジャパントーフーメニュ

ミャンマー食堂日記 チョチンヂョー

最近は弁当を持っていくことが多く、なかなか食堂には行けなくなってしまい、
しかも、初めの意思を継続するのが難しく、順番が変わってしまうことをご容赦ください。なにせ、結構高かったりしまして・・

とは言いつつ、今日はいつもマシーブ(ない)とか、マヤーブ(できない)って言われ食べられない、ジャパンドーフーをとなしましたが、順番通りです。

チョチンヂョーです。メニューの注釈の名前はちょっと間違っています。

 

チョチェジョメニュー

チョチンヂョーは甘いチョ、酸っぱいチン、炒めヂンで名前から味は想像できましたが、日本の酢豚に辛みをつけたような、甘くて酸っぱくてちょっと辛みが付いておいしい炒め物でした。

 

 

 

 

 

チョチンジョ

これで、2500チャット、ご飯は別ですが、味と食べやすさを考えると、十分安いと思いました。

ミャンマー食堂日記 ティユエセインジョ

水祭りのお休みが4月9日から24日まであったので、一時帰国もあり、ブログの更新もお休みしていました。今日はティユエセインジョです。

ティユエスンジョーメニュ

名前は難しいですが、要は野菜炒めです。野菜炒めはアセインヂョと言いますが、名前の最初のティは実と言う意味なので、きぬさややコーンなどの実の野菜が多いのかも知れません。ただ、この下のメニューはチェッタアセインヂョで、同じような野菜炒めが出てくるのかなと思いましたので、一回パスしようと思います。

ティユエセインジョ

味は安定の日本の中華料理屋の野菜炒めを若干油っこくしたものですが、おいしかったです。ご飯と合わせて注文して合計1800チャット。タミンバウ(中華丼)と同じ値段なので、ご飯に乗せるか、別々でも同じ値段と言うのが面白いです。

YBPC一周 は最新のヤンゴン1周方法

ヤンゴンでは鉄道の環状線で1周してみる旅行者は結構多いですが、2016年2月7日に運行を開始したYBPCバスでの1周がこれからのトレンドになりそうな気がしています。

YBPCバスとは

このバスを使って一周すると環状線と違い、街の様子や交通事情がうかがえます。
お勧めは、サクラタワーから北に向かうの道路で北に200mぐらい(鉄道の陸橋を越えたあたり)の左側にある映画館の側に南に向かうバス停があります。そこから乗車し、ダウンタウンを1周し、インヤー湖西岸のピィーランを北上し、8マイルで一度降ります。8マイル付近で休憩し、8マイルからはインヤー湖東岸のカバエパヤーランを南下し、カンドージ湖の西岸を通ってサクラタワーに戻るルートです。600チャットで1時間半から2時間コースです。

一周地図

もし、お時間のある方は8マイルからさらに北上すると田舎なヤンゴンを見れます。

 

ヤンゴンの住宅事情

住宅事情

生活物価に対して、住宅の賃貸価格は異常です。おそらく東京の平均の2倍はくだらないと思います。ただ、ミャンマーは核家族ではないので1戸が広く大体が100平米以上になりますので、単純に比較することはできませんが。
住宅のタイプは大きく3種類あり、サービスアパートメント(プールやジムが付くのもありますが、住宅全体を管理してくれますし、停電時も生活ができるジェネレーターも完備)、コンドミディアム(日本の一般的な賃貸マンションで一応エレベーター付き)、アパート(コンドミディアムと部屋は変わりませんが、エレベータが付きません。なんとなく昔の公営住宅かな)です。
また、住宅のクオリティはかなり低いですので、サービスアパートメントに住まなければ、日本での生活レベルは到底維持できないものです。

いざ住宅探し

上記の通り、サービスアパートメントに住みたいところですが、手当的にも安めのコンドミディアムを探すことにしました。実は駐在員の知り合いにミャンマー住宅事情を聴いていましたが、すべてサービスアパートメントレベルの話で、私自身ついていけないというか、違うんだよなーって感じていました(苦笑)

 外国人がミャンマーで住宅を借りるためには、外国人向けの不動産屋(必須じゃないですが言葉の関係で契約締結を円滑に進めるため)に依頼すると、地域ごとのブローカー(昔の派手な不動産屋のような感じの人が多い)に依頼して住宅のオーナーに取り次いでもらいます。日本のように1棟貸していることはほとんどなく内装も設備もオーナーさん次第になりますので、手入れや掃除をしていないところは、ゴキブリの死骸が各部屋に転がっていたり埃まみれになっている家具が平気で置かれてたりすることもありました。一方、きっちりしたオーナーさんもおり、スタリッシュな設備やセキュリティ設備などもあったりしますが、それがどれくらい維持できるのかは、水道や電力事情に大きく左右されそうです。

ちなみに私が借りたアパートは訳あってダウンタウンではなく郊外になりました。郊外ですと、通勤、買い物、ダウンタウンまでやよく行く場所への交通事情も意識して住宅を探す必要がありますので、なかなか ”これだ” って住宅は見つからないですね。

私のアパート周辺はこんな感じです。