バガンは広くてさらに少し離れたオールドバガン、ニューバガンとニャウンウーの3箇所に分かれ40㎢にもなるので、観光はレンタルサイクルか貸切タクシーか馬車になります。
余談ですがミャンマーでは乗り合い観光ツアーというのはほとんど見かけません。バガンに限らずタクシーチャーターというのが一般的な不思議な国でもあります。
馬車での散策
さて、我々小学生の子供2名と来緬したお爺ちゃん1人を含む5人は馬車を選びました。何人乗れるのかわかりませんでしたが、5人でも1台でOKということで馬車にできました。やはり、歴史的な雰囲気が漂う街では文明から離れるほうが味が出ます。とはいえ、手配はホテルにお願いしました。1台で1日2万チャットです。見たいバゴダなどはっきりしていないズボラな我々は、運転手(っていうのか?)のお任せで回ることにしました。
馬車だと狭い道路にも入られ、こういった小さなパゴダの隙間を縫って回れるのも良いです。
ここは最初に行ったバゴダですが、棟の上に上れるためバガンを見渡せます。
グータラなので、超有名なところしか名前はわかりません(笑)
イラワジ川(エヤワディ川)遊覧
運転手さんは、要所要所でオプションを紹介してくれます。不思議と商売っ気は感じなかったので不快感はありませんでした。これはミャンマー人の良いところかも知れませんと言いつつ、遊覧船貸し切りの値段がガイドブックの1.5倍だったのはご愛嬌と言うしかありません。値段は1時間3万チャットと言われましたが、2万チャットまで下がりました。
乗ってからサンセットクルーズにすれば良ったと後悔しましたが、真昼の40度近い中馬車で回るよりかは涼しくて気持ちよかったです。
船は日本の小さな漁船ぐらいですが、貸し切りなのでのんびりできます。場所はオールドバガンのエヤワディ川沿いにあるプーパヤーの側から出航します。
馬車で周るのも良いですが、川から見るパゴダも乙なものでした。
パゴダ(パヤー)
馬車ではバゴダは10か所近く行ってもらいましたが、名前など忘れてしまいましたので、覚えているパゴダの写真だけアップします。
アーナンダパヤ
残念ながら、2か月前の地震の影響で、一部修復中でしたが、正方形のバランスのとれた、建屋と各々4か所の入口にある金色に輝く仏像は健在でした。壁には数百の穴に入った仏像も神秘的な感じでした。
シュエズィーゴォンパヤー
娘の学校のミャンマーのれ歴史の授業で最初に出てきたので、娘は絶対に行きたいって言ってました。
名前からシェダゴンパヤーに間違えてしまいそうですが、バガンで最も有名なパヤーです。こちらも修復中だったので、黄金に輝くドームは見れませんでした。
ダマヤンジーパヤー
バガンの象徴の一つであり、重厚な土のブロックを積まれて作られ未だに完成していないパヤーです。
バガンの夕焼け
バガンは広大なエリアにパヤーが点在するのが良いのですが、最もその良さを引き立てるのが朝焼けと夕焼けです。子供とお爺さん連れなので朝焼けは見に行けませんでしたが、夕焼けはエヤワディ川に沈む夕日とパヤーの上からの夕日を拝めました。雨季でも雨が降らないバガンですが、夕日が沈む場所に雲があったので、最高の夕焼けにならなかったのは、雨季が明けきってなかったからでしょうか・・
それでも、パヤーとオレンジ色に輝く夕焼けと1番星がはっきり見える空は最高でした。