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JICA シニアボランティアへの道

シニアボランティア受験の理由

大手インターネット企業で内部統制とWebマーケティングのセミナー講師にたずさわり、45歳になった頃、漠然とこのままだと自分が成長しない、なんか日本にとどまった人生、そして、子供たちの高齢化社会の中だけでの成長は10年後、後悔すると感じ、会社での方向転換も含め、国内外問わずに、以後のキャリアと生活の場所を考えました。
その結果候補に挙がったのは3つでした。

  1. 会社で海外の業務に関われる部署への異動
  2. 現地採用で東南アジアの企業への転職
  3. JICAのシニアボランティア

結果は1は採用されず、2はリスクが高いわりに自分主導の動きができないということで諦め、JICAのシニアボランティアで良い案件がないか探すことにしました。
実は15年前にウガンダのナカワ職業訓練プロジェクトで短期専門家として、Linuxサーバーの構築を指導した経験がありましたが、なんと、要請内容がそれに近い技術移転でしかもこれから発展が期待されるミャンマーでの案件があり、その案件だけを目標に受験することにしました。

シニアボランティアの試験

私が応募したのは平成27年度春募集で27年の12月下旬から28年1月上旬に2年間派遣される平成27年度3次隊と3月から4月に派遣される4次隊が対象でした。応募は27年の4月下旬から6月上旬までで、応募にはJICA指定の履歴書、職務経歴書と健康診断結果、そして要請書に指定されている語学のレベル証明が必要でした。
健康診断は青年海外協力隊の応募用のプランを用意している病院もあり、いろんなビジネスがあるもんだと感心しましたが、費用は当然自腹です。落ちると3万円強が消えてしまいますので、1回で受かる願いが強くなります。

シニアボランティアの英語

シニアボランティア試験の最大の難関は語学証明と思います。
要請内容によりA~Dまであり、英語ではA(TOEIC730点以上)、B(600点以上)、C(500点以上)、D(330点以上)です。英語が公用語になっている国はB以上、準公用語国はC、その他の国(フランス、スペイン領以外)はDって感じですが、もちろん任務によっても異なります。

JICAボランティア応募のための語学力

英語力の証明書は期間を問わないというのが引っ掛かりますが、TOEICや英検の結果などです。私はJICAの英語試験を受けたことがあり、それを利用すればB以上になるのですが、いくら探しても見つからず、泣く泣くTOEIC(JICAが用意)を受けるはめになり、さらに結果は要請レベル(C)に微妙に達しないオチが付きました。

シニアボランティア一次試験結果

当然、英語の要請レベルに達していなかったこともあり、1次試験は落選と思い、ちょっと安心(冒険しなくて済む)という保守的な自分が顔を出し始めたころ、1次試験の結果がサイトにアップされました。結果は・・なんと合格。おもっきり前向きな自分が戻ってきて、ミャンマーに行きたいという気持ちが強くなりました。

シニアボランティア二次試験結果

2次試験はJICAの元JBIC(国際協力銀行)のビルで行われました。1次試験と違い平日だったので会社の午後休をとって行きましたが、会場で回りを見渡すと、いわゆるシニア(定年退職者)ぐらいの方が多く、全くの場違い感がありました。とは言え腹をくくって試験に挑みました。2次試験は面接のみです。それだけに自分の人間性と経験をありのままに表現しJICAの基準に達しないとだめなので、とにかくそれらを整理しておきました。面接対策では想定している質問がされないと焦って終わりなので、とにかく自分自身の棚卸をしておくことが重要です。

質問内容は
シニアボランティアに応募した動機
今までの職務経歴を詳細に説明
任地では何をしたいか
派遣されたら現地で具体的にどのような取り組みを行うか
カウンターパートとどのように接するか
若いけど戻ってきたら何をするのか
家族は了解しているのか、現地の小学校など調べて随伴が可能と考えているか
そして、最後に英語大丈夫?

と最後の最後に厳しい質問でした。

結果は1か月以上後に発表なので、相当モチベーションが高くないと、受験したことを忘れてしまう期間です。
私も現業も楽しく出張も頻繁に行っていたので、冒険心などすっ飛んでいて、現業を如何に頑張ろうかという気持ちで頭がいっぱいでした。
そんなころ、JICAから郵便が届き(Webでも公開されますが失念しており)、2次試験合格という文字を目にしました。
(英語の自己研鑚も強く求める文書もありました)

シニアボランティア参加への決意

2次試験に合格すると派遣前訓練を受けられる(受けないといけない)ので、その準備が始まるわけですが、私の場合はホントに行くの?っていう人生最大の決断もしないといけなかったわけです。要は「現職の安定を捨てて、夢を追ってもいいのか?」、「子供たちは安全で健康に生活ができるのか?」、「戻ってきてからの自分の身の振り方は思っているほど甘くないだろう」等々、パニックになるくらいです。
このことは妻ともしっかり相談し、
今やらないと後悔する。
子供たちは日本人学校があるからなんとかなるし
将来を考えると「国を問わず生活できる」人間力をつけるべき。
2年間しっかり任務を全うすれば、自ずと帰国後の自分は何歩も高い位置から仕事を考えられる。
と言う判断の元、派遣前訓練受講の承諾書を提出しました。

JICAボランティア派遣前訓練

 

 

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