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ミャンマーのIT大学のレベル

ミャンマーにはIT系の大学が2017年現在、全国で27あり、年間約6000人の卒業生を輩出しています。日本企業から見ると、ミャンマーの人件費の安さは魅力ですが、心配なのはそのレベル。

細かく調査したわけではありませんが、JICAの調査資料などを基に、そのレベルを検証してみます。

上記の通り、ミャンマーには27のIT系大学はありますが、以下の3校を除き、実習環境が整備されておらず、シラバスも日本のIT系大学に比べ、レベルが低いものと言われるため、調査対象となっていません。ミャンマーでIT系のトレーニングセンターにいる私にも、それらの名前を聞くこともないため、実際に期待できるレベルではないと思われます。

このため、ある程度のレベルを期待できる3校に絞った調査が行われています。

UCSY:University Computer Studies Yangon
UCSY:University Computer Studies Mandare
UIT     : University of Information Technology

UITは5年前に設立された、ミャンマー最高レベルのIT系大学。ミャンマー政府が最も力を入れているし、高校卒業時の共通試験でトップレベルの学生しか入れない超難関校です。

UCSYとUCSM はUITが設立される前にミャンマーでトップだったIT系大学。UITができてからは、優秀な学生がUITに行ってしまうため、特に同じヤンゴン(しかも超郊外)にあるUCSYのレベル低下は否めないようです。

実際のレベルは、測る基準があまりないのですが、日本の経産省のIPA情報処理試験のアセアン版のITPECの合格率でみると、ITパスポート(オフィス業務でITを使う人のレベル基準)で、UITの3年生200名が受験し190名以上が合格、合格率が98%と驚異的な数値を打ち出したそうです。ちなみに日本の合格率は40%台です。単純に日本のIT系大学の学生はパスポートレベルを受けていない可能性はなくはありませんが、それにしても大したものです。また、その上の基本情報処理技術者試験は2016年秋の合格率は31%で同時期の日本の合格率は23%と比較すると、UITのレベルの高さがうかがえます。

一方UCSYやUCSMは情報処理試験が認知されておらず、各々のシラバスの基本情報技術者育成に必要なシラバスとを比較した結果では、その網羅率はUCSYが45%、UCSMが75%と、経産省のIPAが必要としているレベルにおよばないことが分かりました。
ただ、資格がすべてではないため、参考情報としてみていただきたいと思いつつも、ミャンマーのIT教育には以下の問題点があるため、資格の勉強でも不十分であれば、技術者としての期待値は下がってしまうのではないかと思います。とはいえ、うちICTTIに入学してくる学生はUCSY、UCSMの学生が多く、実習を見ていても日本の学生のレベルと遜色なかったり、おたくな子は売れそうな自作アプリを自慢げに見せてくるのを見ると、結構レベルが高いので資格だけでの判断には無理があるかも知れません。

ミャンマーの大学でのIT教育の問題点

ミャンマーのIT教育の問題点は、その教育内容が基本座学中心と言うことにあります。簡単に言うとプログラミングのテストはテキストにあるサンプルコーディングをどれだけ覚えて、紙に書けるかと言うようなものだそうです。これはPCがない、そもそもインフラも未だ不十分という根本的な問題と、教育の考え方が思考ではなく記憶にあることが原因だと言われています。

ICTTI(ICT Training Institute)の設立

上記問題点を解消すべく、ミャンマー教育省(当時 科学技術省)とJICAが協力し、座学中心の教育を受けてきた大学の卒業生がソフトウェアとネットワークの実践訓練(実習)を受けられる、トレーニングセンターを2011年に開設しました。私がシニアボランティアで所属している学校です。
ここでは、ソフトウェアとネットワークの各コースがあり、各々6か月通して実習し、卒業前の1か月間で、ソフトウェアコースは想定した企業のWebシステムやアプリケーション、ネットワークコースはネットワークデザインを実際に行い、プレゼンすると言う、自ら設計し開発、発表までできる人材が育っています。

インターンシップのカリキュラム化とマスターコースの設立

問題解決はICTTIだけではなく、各大学でもその対策が始まっています。まずはインターンシップです。1期4か月間でミャンマー国内外の企業で働かせてもらい、実践力を身に付ける制度です。希望者ではなく、全学生が対象になり、UITやUCSYからは日本の企業にも受け入れてもらっています。

また、マスターコースも開設され、実践技術者と研究者を育成する制度も始まりました。

いろいろ書きましたが、総合力としてはミャンマーは日本で期待されているほどのレベルには達していないことは否めませんが、優秀な人材は確実に育っており、マスターコースも設立されましたし、企業実習ができるインターンシップ生も企業から引く手あまたなことを考えますと、数年後は優秀な卒業生が倍増している気がしています。

 

 

ミャンマーの小中学校

ILBC

ミャンマーに子連れで赴任する場合に一番気になるのは学校じゃないでしょうか。
多くの企業からの駐在員は会社の教育手当てがあるため、日本人学校を選ぶ人が多いと思いますが、せっかく海外にいるのならインターナショナルスクールに行かせたいって方や教育手当が出ない、出ても低額の定額で持ち出さないといけない方もいらっしゃると思います。
我が家は現地学校に行かせたいけど、ミャンマー語だし手続きもハードルが高そう、日本人学校やインターナショナルスクールには手当もなく生活費も限られるので行かせられないしで、詰んでいる状態でした。
ただ、どんな状況でも諦めてはいけません。いろいろ探していると現地経営の英語で教える私立校があることを知り、学費も何とかなることも分かりました。

日本人が通う、ミャンマーの学校

ここでは簡単にミャンマーにどんな学校があるか述べてみます。

言わずと知れた日本人学校。https://neoyjs.web.fc2.com/

日本の小中学と同じカリキュラムで授業されているので帰国後も安心です。実は昭和39年にバンコクに続く世界で2番目に開校された歴史のある学校です。こう見るとミャンマーとの国交に歴史があることが分かります。ただ、最近進出企業も多いと言いつつも1学年1クラスと言うこじんまりした学校です。

日本人学校
日本人学校って知りませんでしたが、大使館附属となっていますが、私学です。このため運営には日本の行政は関係していないですし学費も学校任せになっていることが教育手当ての無い企業の駐在員にはネックになります。入学金は1人2000USD、学費は月額400USDでその他運転手がいない家庭は100USD/人以上のスクールバスで通う必要があるそうです。
しかも、ウェイティングがあるかもしれないということと、入学案内に「この校舎建設寄付金とも言うべき、ご寄付にご賛同頂けていない企業の子弟が転入希望された場合、受付の優先順位に影響したり、転入を見合わせて頂く事もありえます。」という個人にはどうしようもない、企業には強請のような文言があるため所属企業が寄付をしないとどうなるのか心配になります。
ただ、そういったマイナー企業でなければ安心して通える学校だと思います。

ちょっとリッチで海外生活が長い人が通うカエイインターナショナルスクール https://www.khayayschool.org/

日本人学校以外で学校を探していた時に、駐在員の方から教えてもらった学校です。日本人が経営しているインターナショナルスクールです。幼稚園の受入れもあるので、幼稚園から入学する子が多いようです。インターナショナルスクールとは言え欧米欧米していないところが、安心できるところじゃないでしょうか。訪ねたこともないので詳細は分かりませんが、学費は月額500USD以上ですが、欧米系よりはだいぶ安いように思います。

カリキュラム認定のあるインターナショナルスクール

日本の文科省がカリキュラムを認めているインターナショナルスクールは3校だけのようです。

International School of Myanmar(ISM) https://www.ismyanmar.com/

International School Yangon(ISY)  https://www.isyedu.org/

Yangon International School(YIS)  https://www.yismyanmar.com

全て欧米系で、ISYだけ息子のラグビーの試合で行きましたが、狭いですが雰囲気は欧米でクリーンな感じでした。

気になる学費は全て年間1万ドルをゆうに超える額となっています。

入学に関しては英語で授業が受けられるかのテストがありますので、初インターの子供にはハードルは高いかも知れません。

その他 欧米系のインターナショナルスクール

Network International Schoolの名前はよく聞きます。イギリス系の歴史ある学校のようです。

他にもM.I.S.Y文字を入れ替えた学校が複数存在します。

ミャンマー人経営の私立校(似非インターナショナルスクール)
ILBC International Language & BusinessCenter

名前だけ見ると学校じゃありませんが、学校です。
うちの子が通っていますので、詳しいです。
恐らくミャンマーで最も規模の大きい私立校で、小学5年のクラスは1クラス20人前後で11クラスあります。学生はほとんどがミャンマー人で日本人は全学年で、うちの子2名とあと1,2名(国際結婚した日本人の子?)いるかいないかってぐらいです。先生も英語の先生以外はミャンマー人ですが、シンガポールに留学していたなど、かなり優秀な方が多いと思われます。ふるまいはミャンマー人になっていて、えっって思う人もいますが・・
カリキュラムはシンガポール式で低学年から高学年まで同じ内容をどんどん深めていくものです。1年生から掛け算や複雑な化学の授業がありますが、日本のような基礎の反復はしないので、基礎力が弱くなるデメリットもあるような気がします。
日本のように先生が齷齪頑張っている感はなく、先生も楽しんでいる雰囲気があり、授業は苦労しますが楽しみたい人にはお勧めです。

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先生が取りまとめているコンサート。司会も先生がファンキーになってます。

学費は学年により月420000チャット 310USDから440000チャット 320USDですし入学金は100000チャットと1万円以下。さらに、1学年は10か月なので、2か月分の学費を払わなくていいというのも助かると思います。

入学にはプレイスメントテストがあり学年がそれで決まりますが、入学を断られることは多分ないと思います。何度も問い合わせたときに保証はできないと言われましたが、英語力皆無の息子も入学できました。

ALBA ASIA Language and Business Academy

入学案内を聞きに行っただけですが、ウェイティングがあるほど人気がある学校のようです。ただ、校庭はなく大きなビルの校舎だけの学校です。
おそらく、ここもシンガポールスタイルと思います。場所が日本人学校に近いので、兄弟で教育を分けたい場合に通わせ易いと思いますがレアケースですかね。学費はILBCより若干高かったと思います。

ES4E https://es4e.com/international_school

こちらも案内を聞きに行っただけですが、校庭もあり学校らしい雰囲気があります。どうも経営には日本人が関係しているようで、学校の説明時にその方から電話で説明を受けました。

学費もILBCより安いので、お勧めかも知れませんが、英語力=学力と考えている校長先生の意見に賛同できず、ILBCを選びました。

NIEC https://www.niecinternational.com/

ALBAに雰囲気が似ている学校です。カリキュラムはシンガポール式で高校からはシンガポールに推薦もしてくれるとか。
学費が安く、人気もあるようです。
実はうちの家から近かったのが魅力でしたが、ILBCの規模と雰囲気には勝てませんでした。

その他にもあると思いますが、しっかり探さないとコンドミディアムの1室と言うところもあるそうなので、要注意です。

教育にはほんとに考えがいろいろあり、どれが一番いいかって分かりませんが、

「日本人学校じゃないと日本の教育がおろそかになる」
と言うのは息子を見る限り当てはまらない気がしますし、
「インターに行けば英語が話せるようになる」
というのも違います。
いずれも子供がいかに努力するか、親がそれにいかに協力するかが学校選びより重要な気がしています。

 

ミャンマー食堂日記 ヨーダヤヒンジョ ミャンマートムヤンクン?

スープ好きな私は、メニューを上から順番に試すのをあきらめてからは、スープ ヒンジョー%e3%83%92%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%a7%e3%83%bcばかり食べています。

 

チャンマサンヒンジョー

暑くなってきてからは、ヨーダヤヒンジョウを食べる回数が多くなった気がします。とても辛いので、暑くなると辛い物をたべたくなるものなんでしょうか? ちなみにチャンマサンヒンジョーはこちら

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辛み控えめ アサ(辛み)ショー(控えめ)ペーバー(お願い)と言わなければ、青唐辛子の刑になります。写真では頑張って取り出しましたが、それでも辛いです。

味は辛酸っぱさが強いので、ミャンマー版トムヤンクンって感じがします。ニンジン、トマト、カリフラワー等野菜も豊富でミャンマー豆腐も辛みの口直しにちょうど良く、美味しいです。
これで、1000チャット 100円弱はコスパ最高ですね。

ちなみにタイ料理屋で似非トムヤンクンを食べると4,5000チャットします。

YBS スーレーパゴダ発着 or ダウンタウン東部発着 タームエ方面

ヤンゴンを短期間で訪れる旅行者やダウンタウンで働いている人には馴染みが薄いヤンゴンの東部(インヤー湖東岸地域のさらに東部)ですが、先にはダゴン大学もあり広範囲に広がっている地域です。残念ながら私もあまり詳しくありませんし、ほとんど行ったことがありません。

主なバスルート

赤26  ダウンタウン東部52stの東側のボーダータウンランからバズン川近くのアッパーバスンダウンランを北上してから西部に向かいタームエゼーまで行きます。

ミンガラゼーまで

タームエゼーまで

タームエゼーからはチャイカセン旧競馬場の西側を通り、ヤンキンランを北上し、カンベランを東部に途中から北部に向かいダゴン大学まで行きます。

赤7 スーレーからダウンタウンを東に進み、44stの次のティンピューランを北上しカントージ湖東部を通りミンガラーゼーに入り、タームエゼーまで行きます。

ミンガラゼーまで

タームエゼーからはチャイカセン旧競馬場の東部を競馬場の南北の半分あたりのレーダンカンランを東に進み、ティンガンジョーをのさらに東部まで行きます。

 

赤12 スーレーパゴダからカントージ湖の西岸を通って北上し東に向かいタームエゼーに入ります。タームエゼーからはチャイカセン旧競馬場の西側を通り、ヤンキンランを北上し、カンベランを東部に進みます。

タームエまで

赤29 同上+ カンベラン東部を北部に向かいダゴン大学まで行きます。

タームエからの図

タームエゼーから

主な行先

ユザナプラザ:そこに行けば、なんでも揃うというショッピングビル。ミンガラーゼーの近くにあります。

タームエゼー: 単なるローカル市場ですが、規模はそこそこ大きいです。

ティンガンジョン:サッカーの大会などが行われるツヮナスタジアムなどありますが、あまり見どころや住んでいる日本人は少ないように思いますが、そこそこ大きいショッピングセンター(ジャンクションスクエア)などもあり、ミャンマー人には有名な街です。

チャイカセン旧競馬場:イギリス統治時代につくられた競馬場跡。今はスポーツ省のスポーツ施設になっており、1周1.5kmの舗装路の中に数面のサッカーグラウンド、野球場、テニスコート、屋内球技場や武道場などがあります。

モーガンパヤー:パヤーがありますが、特徴はわかりません。

ヤダナーラン:単なる道路名ですが、ゴールデンシーフード、タイ47やロイヤル・タイ、食べ放題焼き肉のマンプク2号店やHOTPOT(中華の鍋)屋が軒をそろえるレストラン街です。

ダゴン大学:ヤンゴンの北東部にある大学。

ヤンゴンバス(YBS)インヤー湖西部ピーラン(道路)を南北

ダウンタウン西部のサンピャ付近からピーラン(ロード)を北上するルートです。

主なバスルート

青35
青37
番号をクリックするとルートページへ)

主な行き先

ダウンタウンの西部のサンピャ辺りから発着し、トーインセンター、市民広場、ミニゴン、レーダン、6.5マイル、AD、7マイル、8マイル、空港近くからさらに北上するバスがあります。

サンピャ:ダウンタウンのチャイナタウン西部の12stと13stの間にピーランの始まりになるポンジーラン付近のあります。近くにはシュエバズンという老舗洋菓子店などがあります。

トーインセンター :昔ながらのショッピングセンター

ミニゴン:  映画館やショッピングセンターと小さな商店が密集しています。市民広場の入口も徒歩圏内です。

レーダン :ヤンゴン大学がそばにあるため、学生の街の雰囲気があります。ミニゴンと同様のショッピング街ですが、レーダンの方が整然としている感じです。

インヤー湖西岸:  レーダンの陸橋を超えたあたりからインヤー湖西岸になります。インヤー湖は綺麗とは言えませんが、芝生も敷かれヤンゴンの喧騒から離れられるため、憩いの場になっています。

6.5マイル:今までは地名ダウンタウン(スーレーパゴダあたりからの距離)からだけでしたが、今年オープン予定のロッテホテルの工事中でもありますし、新しいマーケットプレイス(ちょっと高級スーパーマーケット)もオープンしました。

MICTパーク:ヤンゴンのITの中心と言いたいですが、中国など周辺国のITパークに比べるとまだまだ感は否めない規模。とは言えIT企業が集まっているので、出張者も多いし、入口の道路付近はいつも渋滞しています。

7マイル:スーレーパゴダあたりからの距離の地名です。

8マイル:スーレーパゴダあたりからの距離の地名ですが、ヤンゴン北西部の要所です。

ピーラン北

ピーラン

YBS大雑把バスルートと簡単な街情報

ヤンゴンのバスシステムがYBSになり大幅に変わりましたので、簡単にバスルートを紹介したいと思います。(刷新概要については前ページ

ヤンゴンのバスは大きく分けると列車環状線の南側のダウンタウン、インヤー湖東部のピーラン(ランは道路)、西部のカバエパヤーランと、カントージ湖東部以北のタームエ方面とスターシティーの方面の4つに分けられるように思います。

ヤンゴン大雑把

細部までまとめるのは時間的に厳しいので、まずはその4方面について簡単にまとめてみました。主な行き先も書きましたのでご参考にしてください。

ダウンタウン循環

以前はヤンゴンを循環するバスが多かったため、ダウンタウンを横断し北上、北の拠点を東西に横断した後、南下しダウンタウンに戻っていましたが、ダウンタウンの渋滞が激しいたため、ヤンゴン全体の循環式のバスがなくなりました。このため、ダウンタウンも横断しませんが、その代わりダウンタウンだけを横断するバスができました。

ルート番号はは5657、58です。

ダウンタウン西部発着 インヤー湖西部ピーラン(道路)を南北(←詳細はクリック)

ダウンタウンの西部のサンピャ辺りから発着し、トーインセンター、市民広場、ミニゴン、レーダン、6.5マイル、AD、7マイル、8マイル、空港近くからさらに北上するバスがあります。

トーインセンター :昔ながらのショッピングセンター

ミニゴン:  映画館やショッピングセンターと小さな商店が密集しています。市民広場の入口も徒歩圏内です。

レーダン :ヤンゴン大学がそばにあるため、学生の街の雰囲気があります。ミニゴンと同様のショッピング街ですが、レーダンの方が整然としている感じです。

インヤー湖西岸:  レーダンの陸橋を超えたあたりからインヤー湖西岸になります。インヤー湖は綺麗とは言えませんが、芝生も敷かれヤンゴンの喧騒から離れられるため、憩いの場になっています。

6.5マイル:今までは地名(スーレーパゴダあたりからの距離)からだけでしたが、今年オープン予定のロッテホテルの工事中でもありますし、新しいマーケットプレイス(ちょっと高級スーパーマーケット)もオープンしました。

7マイル:スーレーパゴダあたりからの距離の地名です。

8マイル:スーレーパゴダあたりからの距離の地名ですが、ヤンゴン北西部の要所です。

空港に行くバスルート

空港に直接行けるバスルートの新設があるか期待しましたが、従来通り、空港から2km弱離れたバス停を通るルート(番号は青37,39)のままです。詳細は下記 ダウンタウン西部発着 インヤー湖西部ピーラン(道路)を南北 参照(,スーレーからは61)
そこからは頑張って歩くか、ピックアップ(システム変更で存続未定)を使うかです。

アウンミンガラバスターミナルに行く方法

長距離バスターミナルにタクシーで行くと、タクシー代の方が長距離バスより高くなるので、パブリックバスで行きたいと思っている人も多いと思います。以前はスーレーパゴダからわかりやすい記号のような番号のバスでしたが、今は普通の番号(青36 )です。
以下のインヤー湖東岸を北上するバスですのでルートの詳細は以下を参照してください。

ダウンタウン中心(スーレーパゴダ)発着インヤー湖東部カバエパヤーランを南北(←詳細はクリック)

スーレーパゴダ、シャングリラホテル前、ヤンゴン動物園、カントジ湖西岸、日本大使館西側からカバエパヤーランを通り、パールコンド、ミャンマープラザ、カバエパヤーからアウンミンガラーバスターミナルまで行くバスがあります。

カントージ湖:ヤンゴンのダウンタウン北側からすぐの人工の湖
周辺にはヤンゴン動物園や公園、民族ダンスを見ながら食事ができるカントージパレス(東側)などがあります。

ミャンマープラザ:ベトナム資本でできたオフィスビルの一角にあるショッピングセンター。近代的な感じで綺麗ですが、意外に店舗数は少ない気がします。ただ、現時点では珍しく、無料WIFI(1時間100M制限)があるショッピングセンターです。

サービスコンドやホテル: 老舗のセドナホテル、ちょっと古くなりましたが、マリーナ、ミカサレジデンスという高級コンドミニアムがあります。 今や高級とも言えなくなりましたが、意外に名店ぞろいのパールコンドミニアム(ミャンマー人はパーレコンドでしか通じない)もあります。
あと、日本式ビジネスホテルで大?浴場のあるスーパーホテルもあります。 お子様向けの病院 パラミホスピタルはパラミランとの交差点の西側に入ったパラミラン沿いにあります。

カバエパヤー:有名なパゴダの一つですが特徴はよくわかりません。

スーレーパゴダ発着 or ダウンタウン東部発着 タームエ方面(←詳細はクリック)

タームエ方面に向かうバスは、スーレーバゴダ発着とダウンタウン東部のボーダタウン発着のものがあり、スーレー発着のものは、北上しカントージ湖の西岸を通り、日本大使館近くからカバエパヤーランを少し北上、シェゴンダイランを東部に行くもの、ダウンタウンを東部に行き、ティンピーランを北上しカントージ湖の東部を北上し、ユザナプラザ、ミンガラゼー(市場)、タームエゼーを通るものがあります。ボーダタウン発着のものは東部のバズウン川近くのアッパーバズンダウンランを北上しミンガラゼー(市場)、タームエゼーを通ります。

タームエからは北西部(チャイカセン、モーガンパヤー、ヤダナーラン方面など)に向かうバスやティンガンジョン方面に東部に向かうバスがあり、一部はダゴン大学まで行くものがあります。

ユザナプラザ:そこに行けば、なんでも揃うというショッピングビル。ミンガラーゼーの近くにあります。

タームエゼー: 単なるローカル市場ですが、規模はそこそこ大きいです。

ティンガンジョン:サッカーの大会などが行われるツヮナスタジアムなどありますが、あまり見どころや住んでいる日本人は少ないように思いますが、そこそこ大きいショッピングセンター(ジャンクションスクエア)などもあり、ミャンマー人には有名な街です。

チャイカセン旧競馬場:イギリス統治時代につくられた競馬場跡。今はスポーツ省のスポーツ施設になっており、1周1.5kmの舗装路の中に数面のサッカーグラウンド、野球場、テニスコート、屋内球技場や武道場などがあります。

モーガンパヤー:パヤーがありますが、特徴はわかりません。

ヤダナーラン:単なる道路名ですが、ゴールデンシーフード、タイ47やロイヤル・タイ、食べ放題焼き肉のマンプク2号店やHOTPOT(中華の鍋)屋が軒をそろえるレストラン街です。

ダゴン大学:ヤンゴンの北東部にある大学。

ダウンタウンからスターシティ方面(←詳細は作成中)

スターシティはヤンゴンと経済特区のティワラの間に位置する、近代的な居住地区を目指して開発されているエリアです。シンガポール資本で日本の団地を高級にしたような住宅がありりますが、高層マンションやインターナショナルスクールも建設中です。今のところヤンゴンのダウンタウンまでは橋一本だけなので、決して便利とは言えませんが、橋も建造中なので、近い将来郊外型近代住宅地(昔の多摩センターや筑波)になる予定ですが、多くの国である建造中にバブルがはじけ、そのまま放置って危険性も残っている気がします。

 

バスの乗り方

バスの乗り方は以前と変わりませんが念のため。
バス停にバスが停車したら番号を確認し乗り、車掌さんが集金にきたら、行先にかかわらず200チャット支払うだけです。
一応、降りたいところを有名どころは英語でもOKですが、基本ミャンマー語で伝えておくと、近づくと教えてくれますが、たまに忘れられますので、必死に車窓を見た方が良いと思います。

ヤンゴンバス(YBS)インヤー湖東岸 カバエパヤーランを北上

スーレーパゴダからカバエパヤーランを北上するバスルートです。アウンミンガラバスターミナルまで行くものと、近くまで行きますが反れて別ルート北上するものがあります。

主なバス

赤28 アウンミンガラーまでは行かないです。

青36 アウンミンガラーにも行きます。
(番号をクリックすればYBSルートへ)

ルートの主な行先 

スーレーパゴダ、シャングリラホテル前、ヤンゴン動物園、カントジ湖西岸、日本大使館西側からカバエパヤーランを通り、パールコンド、ミャンマープラザ、カバエパヤーからアウンミンガラーバスターミナルまで行くバスがあります。

カントージ湖:ヤンゴンのダウンタウン北側からすぐの人工の湖
周辺にはヤンゴン動物園や公園、民族ダンスを見ながら食事ができるカントージパレス(東側)などがあります。

ミャンマープラザ:ベトナム資本でできたオフィスビルの一角にあるショッピングセンター。近代的な感じで綺麗ですが、意外に店舗数は少ない気がします。ただ、現時点では珍しく、無料WIFI(1時間100M制限)があるショッピングセンターです。

サービスコンドやホテル: 老舗のセドナホテル、ちょっと古くなりましたが、マリーナ、ミカサレジデンスという高級コンドミニアムがあります。 今や高級とも言えなくなりましたが、意外に名店ぞろいのパールコンドミニアム(ミャンマー人はパーレコンドでしか通じない)もあります。
あと、日本式ビジネスホテルで大?浴場のあるスーパーホテルもあります。 お子様向けの病院 パラミホスピタルはパラミランとの交差点の西側に入ったパラミラン沿いにあります。

カバエパヤー:有名なパゴダの一つですが特徴はよくわかりません。

カントージ湖

カントージ北

カバエパヤー

 

ヤンゴンバスが刷新 2017/1/16

バスに詳しくなってたつもりですが、その知識も有効期限が1年未満というのも、ミャンマーの発展を物語っているのかも知れません。バスのシステムが2017年1月16日に刷新されました。
JICAの道路整備プロジェクトも絡み、今までの仕組みを一掃し、新しいバスの仕組みを導入しました。これまでは、バスの組合のようなものに個人バス事業者に登録し、各々番号をもらっていたようですが、これからはYangonBusServiceがすべて管轄し、運転手も車掌も雇用するということです。

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バスの番号は全面の上部の左右にミャンマー語で書かれています。バスもミャンマー国旗色にするようですが、これは徐々に進めるみたいなので、まだ古いバスが走っています。
これまでのバスの問題点は、
・バス番号とルートをマッピングさせたものがない。
・バスが老朽化し危険。
・運転手、車掌の給与が歩合のため、乗客の奪い合いがある。
・同じ理由で、運行回数を増やすために、猛スピードで走る。
・バス停を無視して乗客を乗降させ危険。
などであったが、
これからは給与が固定になるため、多くの問題点が解消し、バス停にルート一覧が設置されました。

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バスの乗り方

バスの乗り方は以前と変わりませんが念のため。
バス停にバスが停車したら番号を確認し乗り、車掌さんが集金にきたら、行先にかかわらず200チャット支払うだけです。
一応、降りたいところを有名どころは英語でもOKですが、基本ミャンマー語で伝えておくと、近づくと教えてくれますが、たまに忘れられますので、必死に車窓を見た方が良いと思います。

バスのルート

ルートはYangonBusServiceのフェースブックページからも辿れますが、ミャンマー語ですので解読は難しいです。とりあえず番号だけでも、覚えてみてください。
今日のミャンマー語 数字

大雑把に説明したいと思いますので、大雑把バスルートページを参照してください。

小さな祭りの驚きの遊具

バガンへの旅行以来、パッとした生活の変化もなくのんびりと生活していたせいか、ブログのアップが久しぶりになりました。

今日も平和な休日でしたが、思いがけない体験が舞い込んできました。
まずは、ダウンタウンで暇つぶしに長時間シャン地方のコーヒーでくつろげる、Genius Cafe の姉妹店(本店??)のGenius Labが家からバスで10分のところにあるのを知り、行ってみました。


ダウンタウンのGenius Cafeの値上げ前の1500チャットでプレスコーヒーが飲め、Labだけあって濃くておいしく、Wifiも無料で長居(2時間)ができました。休日のカフェでの勉強の場に最適ということが分かっただけでも収穫でしたが、餃子の大阪王将も徒歩圏内なので、休日贅沢のついでに、王将に行くことにしました。その途中、ヤンゴンで有名な人力観覧車風の遊具が設置されている小さな祭りがあり、もしかしたら乗れるかもと寄り道しました。その時は準備中でしたが、ちょっと待てば始まると言うことで、一番乗りで乗れました。しかし、一番乗りは良かったのか悪かったのか? おそらく、見てしまったら怖くて乗れなかったと思いますが、知らぬが仏で乗ってしまい、その恐怖感を存分に味わえました。

観覧車は直径5Mもない、鉄骨で作ってはいるもののチャッチイ造りで、人が足でこいだり、ぶら下がって引き下ろしたりして回す、まさに人力観覧車です。1人400チャット(30円程度)で全員が乗るまで、1つずつ乗れるように回していきます。その間は籠のパイプが外れないか心配なだけで、怖さはありませんが、全籠が埋まった瞬間、笛とともに力づくで回されました。

ただでさえ遠心力の恐怖と籠の横揺れと壊れそうな恐怖で、おしっこちびる恐怖を生まれて初めて感じました。(子供を含めちびってないですが・・)

さすがに、乗ってるときはビデオなんか撮れず、悔しいので次の回を足の震えが止まらなままビデオに収めました。

最初、子供2人だけで乗せようと思ってたので、もし、私達両親が乗らなかったらと思うだけで、さらに恐怖心が膨らみました。

一応メリーゴーランドもありましたので、合わせてあげておきます。

 

ミャンマー 長距離列車の乗り方

ミャンマーの列車は線路も列車も古く、ガイドブックや現地の人にまでも、お勧めしない!って見捨てられていますが、一応、全国各地に行くことができるようです。

では、どのように切符を買って乗るのか、疑問点も多いのに、ガイドブックも見放しているので、その方法が記載されていません。まあ、駅に行って切符を買って乗れば良いと思っていましたが、予約に関してはそう問屋は卸さないのがミャンマーでした。

バガン行きの長距離列車(切符の買い方は他も同じ)

当日の切符はヤンゴン中央駅の正面入り口にあるけん券売所で買えるようですが、前日以前に買う場合は中央駅の駅舎とは別の場所で予約する必要があります。
寝台車のような座席数が少ないものは前日以前に予約していないと不安ですが3日前から発売開始です。

場所はスーレーパゴダの200mほど北にあるサクラタワーの道路を挟んだ北側にBooking Centerがあります。お休みはないようですが朝7時から午後3時まで営業なので夕方しか行けない方は要注意です。

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門を入ってすぐにローカルの食堂があるので、一見切符を売る場所には見えませんが、少し奥に入ると、それらしき雰囲気が出てきます。ただ、人はほとんどいませんでした。
切符は当日(これははっきり聞けませんでした)と前日、前々日は入って右側、3日前は左側で行先によって窓口が分けられています。3日前にバガン行きの切符を買うには、門を入って左側に向かい、12番窓口に行けば買えました。 ただ、すべてミャンマー語なので、結構厳しいかもしれません。

実は門の前に英語で話しかけてくるおっちゃんがいて、たぶん手数料を払えば、代わりに手続きしてくれそうな感じでした。

切符は手書きで、パスポート番号が(コピーで大丈夫)が必要です。

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クラスについて

長距離列車には普通車(Ordinary Class)、二等車(Second Class)、ファーストクラス(Upper Class)、そして行き先によっては寝台車(Sleeper Class)があります。

普通車は木かプラスチックのシートで、おそらく拷問レベルかと思われます。二等車になると、日本の特急の普通車レベルのシートになり、ファーストクラスになると、近鉄特急アーバンライナーの一等車のような3列シートになり、リクライニングも130度ぐらいにできるようになります。(写真がなく申し訳ありません)
しかし、あくまでもシートの幅や素材だけの話であり、シートのクリーニングはいつしたのかわからないレベルなので、かなり埃がたまっているようです。
寝台車は4人用のコンパートメントで1車両に3部屋しかなく、各々独立した造りで、しかもコンパートメントにはトイレまでついています。

車窓から