ミャンマーの列車は線路も列車も古く、ガイドブックや現地の人にまでも、お勧めしない!って見捨てられていますが、一応、全国各地に行くことができるようです。
では、どのように切符を買って乗るのか、疑問点も多いのに、ガイドブックも見放しているので、その方法が記載されていません。まあ、駅に行って切符を買って乗れば良いと思っていましたが、予約に関してはそう問屋は卸さないのがミャンマーでした。
バガン行きの長距離列車(切符の買い方は他も同じ)
当日の切符はヤンゴン中央駅の正面入り口にあるけん券売所で買えるようですが、前日以前に買う場合は中央駅の駅舎とは別の場所で予約する必要があります。
寝台車のような座席数が少ないものは前日以前に予約していないと不安ですが3日前から発売開始です。
場所はスーレーパゴダの200mほど北にあるサクラタワーの道路を挟んだ北側にBooking Centerがあります。お休みはないようですが朝7時から午後3時まで営業なので夕方しか行けない方は要注意です。
門を入ってすぐにローカルの食堂があるので、一見切符を売る場所には見えませんが、少し奥に入ると、それらしき雰囲気が出てきます。ただ、人はほとんどいませんでした。
切符は当日(これははっきり聞けませんでした)と前日、前々日は入って右側、3日前は左側で行先によって窓口が分けられています。3日前にバガン行きの切符を買うには、門を入って左側に向かい、12番窓口に行けば買えました。 ただ、すべてミャンマー語なので、結構厳しいかもしれません。
実は門の前に英語で話しかけてくるおっちゃんがいて、たぶん手数料を払えば、代わりに手続きしてくれそうな感じでした。
切符は手書きで、パスポート番号が(コピーで大丈夫)が必要です。
クラスについて
長距離列車には普通車(Ordinary Class)、二等車(Second Class)、ファーストクラス(Upper Class)、そして行き先によっては寝台車(Sleeper Class)があります。
普通車は木かプラスチックのシートで、おそらく拷問レベルかと思われます。二等車になると、日本の特急の普通車レベルのシートになり、ファーストクラスになると、近鉄特急アーバンライナーの一等車のような3列シートになり、リクライニングも130度ぐらいにできるようになります。(写真がなく申し訳ありません)
しかし、あくまでもシートの幅や素材だけの話であり、シートのクリーニングはいつしたのかわからないレベルなので、かなり埃がたまっているようです。
寝台車は4人用のコンパートメントで1車両に3部屋しかなく、各々独立した造りで、しかもコンパートメントにはトイレまでついています。
車窓から