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ウズベキスタングルメと食の移動

サマルカンドでは串焼きばかり食べてもいいのだが、さすがに毎食と言うわけにもいかず、いくつか種類の違う食事をした。

ブホロとラグマン

ブホロとラグマンは中国のウイグルでは、ポロとラグメンと言うが、味はほぼ同じだ。天山山脈を越えても食が変わらないのはイスラム文化の影響かも知れない。
ブホロは骨付き羊を煮たピラフ。特産の干しブドウや干し芋を具にしているので、甘みがあって美味しい。ラグマンはスパゲティとラーメンの間の煮込み麺のような感じの食べ物。実はウイグルでは拉麺があるので、僕は食べなかった。ウイグルがラグメンから拉麺に変わるポイント(正確には蘭州拉麺)かも知れない。

ウルムチで食べたポロ
サマルカンドのブホロ
キルギスのラグマン
サマルカンドのラグマン(麺は沈んでいる)
ウイグルの拉麺(蘭州拉麺)

ナン

ナンと言ってもインドカレー屋の甘みのある軽いナンではなく、重いパンであるナンも中央アジア、ウイグル共に主食にしている食べ物である。ナンだけで食べると重いし口の中でパサつくが、スープやラグマンと食べると水分が混ざってちょうどいい主食になる。模様にもこだわり、芸術性を感じさせるレベルのものもあって目からも楽しませてくれる。

マンテ(餃子、ワンタン、包み物)

串焼き以外にも包み物が大好きな僕には、中央アジアの包み物も幸せに感じた。ウズベキスタンではマンテと言って、肉まんと水餃子の中間のような食べ物。1人前5個となど、サイズも大きいので1人では多すぎる気がするが、結構ぺろって食べられてしまう。キルギスでもマンテはあったのだろうが、ワンタンのようなトルテリーニが美味しすぎたので、マンテは1回しか食べなかった。
マンテは中国に行けば肉まんやワンタン、餃子、南に下りてネパールに行くとモモ、ロシアではペルメニとに変わっていくが、どれも好物である。

串焼き

串焼きも改めて語りたいがくどくなるので、前のページを参照
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ウズベキスタンの串焼き

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