ヤンゴンバス事情

2017/1/16からバスシステムが大幅に変わりました。

こちらをご参照ください。

ヤンゴン市内の移動手段は実質バスかタクシーだけと言っても過言ではないかも知れません。タクシーは他の途上国と違いボッタクルことは少ない気がしますが、メータタクシーはなく都度、行き先を伝えて値段交渉する必要があります。そこで便利なのがバスと言いたいところですが、路線図が整備されているわけでもなく、行き先表示だけでなくバスの番号もミャンマー語ですから乗りこなすのは至難の業だと思っています。
今回はヤンゴンバスの基本情報をまとめますので、バスを使ってみたいという方は参考にしていただければと思います。

どうしても列車が良いという方はこちら

ヤンゴンのバスは100種類以上 

ヤンゴンのバスは100種類以上あり、基本的には路線毎に番号が振られています。ただ、バスは市が経営しているわけではなく、日本の電鉄バスのように大企業1社が独占しているものではありません。はっきりしたことは分かりませんが、バスの組合のようなものがあり、バス会社(個人事業主レベルもあり)が走らせたい路線の許可をもらう仕組みのようです。なので、大きいバス会社のバスは”比較的”新しく大きいですが、小さい会社だと40年落ちぐらいの日野のバスを未だに使っていたりします。

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大きな会社のバス。日本の中古が多いです。
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この手の40年落ちのバスが現役な国は珍しいとか

バスを見分けるためにはどうしても数字の理解が必要です。
数字については、今日のミャンマー語 数字 をご覧ください。

一般的なバス

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上記の通り、バスは大型から小型まで様々ですが、フロントウィンドウとリアにバスの番号が張っています。ただ、番号が書いてあるシールの色もバスの識別に使うことがありますので、要注意です。前回と同じ番号のバスに乗ったのに違う場所に行ってしまうことが何度かありました。
また、文字は小さいですが主要な行き先も書かれています。止まっている時の車掌さんの客引き用の行き先の叫び声と合わせて確認できるようになれば、苦労しませんが、私もまだまだです。

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車掌さん

料金は200チャットですが、近距離(1kmまでぐらい?)だと100チャットのバス会社さんもあります。子供も同じ料金ですが以下のアディバディは半額の100チャットにしてくれます。(今まで3回)

バスに乗ってしばらくすると、もう1人の車掌さんが集金に来ます。いくら混雑しても来ますので、あらかじめ用意してた方が良いです。

バスに乗らない人が、バスはスリが多いとか、犯罪が多いとか言われますが、今のところ危険な目にあったことはありませんし、大きい荷物は座ってる人が持ってくれてたり、子供を膝に座らせてくれたり、どちらかと言うと親切にしてもらうことの方が多いです。車内は古く決して快適とは言えませんが、安心して安く移動できるバスを利用してもらいたいです。ただ、すし詰めになるときは、念のためご注意を!

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アディバディ

バス会社で最も大きな会社は、アディパディと言う会社で、比較的バスがきれいで、座席数も多いです。見慣れるとすぐにわかるようになりますから、ルートを覚えると、安心して乗ることができます。種類は色で分かれていてバスの見分け方は

日本の大型バスサイズでフロントの上部にミャンマー語でアディバディအဒီပထီと書いてあり、その両脇と行き先が書かれている中央の帯が、各色(赤、白、青、黄)で塗られているいるので、その色で判断します。

ルートの詳細は書ききれませんが、4本とも環状列車線パラミ駅近くのパラミラン(ランはROAD)に車庫があり、そこからスタートし、カバエパヤーランとパラミランの交差点を北上し、カバエパヤーを通り8マイルまでは同じルートで、8マイルから南北西に分かれます。

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青はピィーランを北側に行きますので空港から徒歩25分まで接近したバス停を通りインセンを西側に抜け環状列車線の西側を通り、黄はピィーランを南下しインヤー湖西岸を通り、フレーダンから環状列車線の西側の通りを通って、赤は西に直進し、インセンランを南下しフレーダンを経由しピィーランを通り、ボージョーラン(ボージョーアウンサン市場前)に、向かいます。
白は西に抜け、環状列車線の西側の通りを通って、青と黄色と同じ通りを通りますが、さらに南下し、スーレーパゴダに向かいます。

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ダウンタウン(ボージョーアウンサンマーケットやスーレーパゴダ)から車庫に戻るルートは改めて整理しますが、同じルートを反対側にも周っていますので、ダウンタウンから西側、北側に向かう人にもお勧めのバスです。値段は距離に関係なく一律200チャット、比較的バスがきれいですが、次に紹介するYBPCバスが登場してから、どんどん新車を投入しているように思います。

快適で安心して乗れるYBPC

今までのヤンゴンバスと雰囲気も乗り方も全く違うバス会社ができました。YangonBusPublicCompanyで、2016年2月から運行を開始しました。

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YBPCの詳細はこちら

YBPCバスを使ったヤンゴン市街一周はこちら

43番バス

ダウンタウンのスーレラン スーレーシャングリラやサクラタワーがある南北の通りから、北に向かい、カントージ湖の西岸、動物園を北上、インヤー湖の東岸のカバエパヤーラン(要所はミャンマープラザ、セドナホテル、ミカサホテル、スーパーホテル、カバエパヤー)を通ります。
何が良いかと言うと、番号が分かりやすい43です。

インヤー湖や最新のショッピングセンター ミャンマープラザにも本数が多く簡単に行けますが、ミャンマープラザ、セドナホテル、インヤー湖ならYBPCの方が快適です。

バスについては分からないことが多いですが、随時更新していきます。