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スーパーの物価

ミャンマーの物価はどれくらいなんだろうか、こちらで生活して2週間たってもよくわかりません。先日の「感覚物価」でも書きましたが、インフラが外国人が満足できるレベル(まあ、いいか)ってレベルまで追いついていないので、バックパッカーの平均レベルが、ミャンマーの中間層なのかって感じています。
マレーシアやタイの安食堂と同等レベルはおそらく、こちらでは平均レベルですので、節約して安食堂に入っているのではなく、平均レベルのお店に入ってるって思わないといけないかもしれません。そのレベルでいうと日本の5分の1ぐらいって考えればいいでしょう。

これが日本の平均的な中華料理屋と考え、ラーメンと豚まんで1000円クラスと考えれば、このお店では2000k(200円)なので5分の1ですね。

路上にあるお店が日本の小汚い店って考えると

mohinga

これはモヒンガーと言って魚だしスープの米粉麺ですが400k(40円)なので、小汚い店のラーメンが400円ぐらいですから、10分の1に近い安さかと思います。

以下はスーパーで見た商品の値段です。マウスを当てると値段が出ます。kはチャット(ミャンマー通貨)の略で×1/10 すれば日本円に相当します。 5000k=500円

ちなみに路上の野菜や果物の方が新鮮そうで値段も安いそうです。そちらはおいおいチェックします。

とにかく、自炊する分には輸入品以外、日本の5分の1以下の値段で手に入るものもあるので、アパート借りたら自炊を開始します。

ミャンマー環状線

ヤンゴンの交通渋滞は激しく、バスは本数が多く値段も安いためリーズナブルではありますが、市内の長距離移動には厳しいものがあります。
このため、意外に便利なのが列車なのですが、ヤンゴンにはヤンゴン環状鉄道と臨海鉄道と言うのがあります。
臨海鉄道は乗ったことがありませんし、同ラインの地域に行く用もありませんので、おいおいアップしていきたいと思います。

ヤンゴン環状線

ヤンゴン環状線は市内を一周する環状線ですが、電化もされておらず、線路の整備もされていませんので、スピードは最高30km/h出せれば良く、一周3時間かかります。また、列車の種類にもよりますが、揺れは船に乗ってるような激しさです。

 

値段は1回200k で1周しても値段は変わりません。エアコンタイプの列車も走っており、その車両にあたると300kですが、あまりエアコンの効きが良くないです。ただ、車体が若干新しいので揺れは少ない気がします。
本数は意外に多く、朝夕は1時間に3,4本、右回り左回りともありますが、時間は大幅に遅れることもありますし、ぴったりどころか数分前に出発することもあるので、時間の余裕があるときに時刻の10分前ぐらいに駅についておくことをお勧めします。

ヤンゴン中央駅発の時刻表

ヤンゴン中央駅発の時刻表(PDF)

車両は中国製と日本製の払い下げが多いみたいですが、日本製は古くてもしっかりしていますので、日本車にあたるとラッキーです。

なお、最近使ってみましたが、荷物が少なければ列車で空港に行けます(空港からダウンタウンもOK)ので、雨季以外で日中便にを使う方にはお勧めです。

ヤンゴン空港⇔ダウンタウン 列車でGO!

感覚物価

海外旅行に来ると、物価をそのまま受け止めるのではなく、現地の人たちが、物価をどの程度に感じているのかという「感覚物価」を想定します。
例えばミャンマーの大衆食堂のシャン麺は900khs 。日本円にすると90円と言う値段ですが、現地の人の収入などを含めて考えると、現地の一般的な人は、おそらく450円ぐらいに感じてるんじゃないかと思います。ちなみに横にある豚まん(パッスェ)は500khsで250円ぐらいに感じていて、市内の列車やバスは200khsなんで100円ぐらいかな。なので、2khs=1円感覚です。
実際は10khs=1円なので物価は5分の1って計算できます。

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ちなみに、私は慣れてくると、この感覚物価になじんでしまうので、1食3000khsの定食を見ると高くて食べたくないと思ってしまいます。300円なんですけどね。

schoolfestival

現地の人からすると、「え、ちらし寿司 1000円もするのー」って聞こえて来そうです。

kfcp

KFCでのエッグタルトとカプチーノのセットは800円って感覚なので、KFCはそんなに混んでいません。ミャンマーの人は贅沢を好まないようです。これが中国やフィリピンになると、富裕層やそんなにお金なくても贅沢する人が多いからファーストフードって見るだけで、人が集まるんですけどね。

ミャンマー国内線

ミャンマーの国内線は落ちるし落ちても公開されないと脅かされましたが、バスはバスでハイウェーは死のロードなんていわれています。長距離の移動はしたくない気がしますが、やはり500km近くになると国内線が便利です。

ICTTI表敬訪問

今日は私の赴任先になるICTTI(ICT Training Institute)に表敬訪問いたしました。
ICTTIはもともとヤンゴンコンピュータ大学の実践訓練施設として開設されましたが、ミャンマー科学技術省の方針により、科学技術省直轄となりました。コースは1年コース、6か月コースがあり主な学生はヤンゴンコンピュータ大学の卒業生とミャンマーのICT企業のエンジニアです。

yangonmap

私はその中で主にセミナーの企画を担当する予定です。ネットワークとLinuxサーバー構築的なセミナーの人気があるようですが、企業の方々に実際にどのような技術が必要なのかヒアリングし、需要が高く効率的なセミナーを増やしていきたいと思っています。

 

ヤンゴン散策

今日はミャンマーに来たばかりですが、初のお休みです。とは言っても歓迎会をしてくださるので、あまり街の散策は後回しです。

シニアボランティア歓迎会

今日はシニアボランティアの先輩方に歓迎会をしていただきました。場所はインヤー湖と言うデートスポットにもなっているヤンゴンのオアシス近くにある「スーパーホテル」の1Fのしゃかりきという日本食の居酒屋さんです。
私たち赴任直後の人間にとってはどちらかと言うとミャンマー料理(Myanma-Asaasa)を食べたい気がしますが、今回は全国に散らばった日本を離れてしばらくした方々の新年会も兼ねているので、日本食になったようです。しかし、昨日のつけ麺と言い、昔海外にあったような学食レベルの日本食店はなく、日本と同レベルを提供しているのには恐れ入りました。

menu

BeerPichar

前回のセブでも見かけましたが、このスタイル途上国ではやりでしょうか?
スタイルはどうであれミャンマービアはおいしいですよ。

ローカルバス(Basuka-)の旅

しかりきでいい気分で酔っ払いましたが、先輩がバスで帰るとおっしゃいましたので、バス初体験を兼ねてご一緒することにしました。ミャンマーの路線バスは、その多くは日本から払い下げになったような神奈中バスなどを使っていますが、民間経営だそうです。その割には料金は安く、200k(チャット×0.1円)です。
バスはバス停で乗降するそうですが、交差点や渋滞で停まっているときにも乗り降りする人が多いです。我々もホテルの道路上で飛び乗りました。

バス車内

ダウンタウン

ミャンマーの中心はどこの国にもあるようなあか抜けた雰囲気の通りがある場所がなく、一見すべてがダウンタウンのように見えます。ミャンマーの人に聞くとミャンマーの中心はスーレーパヤーになるそうなので、ダウンタウンはそこから西に2kmほど行った所にあるインドタウン、チャイナタウンになります。
チャイナタウンと言っても中華料理屋が軒を連ねてる雰囲気はなく、ミャンマー地場の食材販売の露店が多く、その一部で中華料理が食べられると言うような街になっています。

ダウンタウン

 

ChiBazun dorian

 

 

 

 

コー散歩

 

シニアボランティア初日

JICA事務所登庁

長時間のフライトの疲れを癒す暇もなく、朝一からJICA事務所に伺いました。と言っても滞在中のホテルから徒歩2分の位置にあるため通勤のしんどさはないです。

サクラタワーヤンゴンのオフィス街の中心に位置する「さくらタワー」

JICA事務所ではミャンマーでの生活情報や赴任中の任務、生活双方のルールの説明、安全対策などのブリーフィングを受けました。安全対策については二本松での訓練期間中にもありましたが、実際にミャンマーで起こった犯罪や病気やケガの話を聞くので、実感がわきますし、子供を呼び寄せて大丈夫なのか・・という強烈な不安も沸き起こりました。とにかく安全第一ですね。

ミャンマーは周辺諸国に比べてかなり治安の良い国と言う印象を受けました。半面、水道、浄水が未整備のため、食中毒はもちろんケガを水で洗っても治りが遅いとか、新たな感染症に感染するなど日本では考えられないレベルです。
ー昨年日本で大問題になったデング熱もこちらでは当たり前ですし、症状も結構強烈でタイや日本への緊急搬送も必要なレベルです。

大使館表敬

公人として赴任するため、日本大使館にも表敬しました。
大使館員と言うとイメージではかなり厳しい人達でしたが、実際は気さくな感じでした。ただ、ご担当分野で日本、ミャンマーともに利益にできることを考えていることが強く伝わってくるほど、任務についての質問は真剣でした。

ミャンマーの日本食

15,6年前旅行でミャンマーに来たときは、日本食屋などほとんどなかったように思いますが、今は中心部に限ってでも何軒あるんだろうと思うほど、日本食屋さんが多いです。日本人が経営(※)している店も当然ありますが、日本に住んでいたミャンマー人が経営している店も多いようです。
今は日本に住んでいたミャンマー人(政治的に避難している方が多い)にとって帰国、ビジネスチャンスのようです。
さておき、ランチはつけ麺屋「こいのぼり」に案内していただきました。味は日本のおいしいつけ麺屋さんに匹敵する味で正直びっくりでした。

ヤンゴンつけ麺
焼き豚はありませんがタケノコなどの具が入って3800チャット(税込みで400円ぐらい)

ミャンマー到着

待ちに待ったミャンマーに到着しました。ヤンゴンの空港は新ターミナルになっていて、広く清潔感がありました。

ヤンゴン空港1

公用旅券

青年海外協力隊、シニアボランティアも海外赴任時のパスポートは公用旅券になります。ボランティアとはいえ、国の代表であり公人という位置づけです。このようにプレッシャーをかけられる公用旅券ですが、いくつか良いことがあります。
1つは入国審査時に長蛇の列に並ばなくてもDiplomat用の審査ゲートがありほとんど並ばずに審査を受けられる点です。
他のメリットは実感した際に報告します。

diproma

空港から渋滞の市内に

空港には調整員の方が大型のバンを用意して待ってくれていましたが、市内から空港まで渋滞がなければ30分弱のルートを2時間かけて来てくださったそうです。戻りも時間が読めないので、トイレは必須で車に乗り込みました。
首を長くして待ったヤンゴンですが、地に足が付かないままですが何とか到着することができました。

渋滞1
渋滞の洗礼

シェダゴンバゴダ
渋滞のおかげでシェダゴンバゴダをじっくり見ました

 

シニアボランティアとしてチェックイン

JICAの移動は協力隊を含め、昔はかなり良かったようです。ビジネスクラスとまで言わなくても、普通航空運賃(割引が当然になった現在では存在自体知らない人もいるかも)だったので、預け入れの手荷物重量も50kgまでOKや、ビジネスクラスへのアップグレードも何げに多かったようです。
しかし、事業仕分けあたりから大幅なコストカットがはかられました。1国民からすると当然のコストカットかもしれませんが、いざ行く本人になると、これが意外に厳しい。
ビジネスクラスへのアップグレードやラウンジ使用ができないのは、当然いいんですが、預け入れ手荷物重量が30kg(航空会社によっては23kg)は引っ越しも兼ねた移動をする者にとっては厳しい重量です。
結果、スーツケースと段ボール1個で30kgギリギリ+7kgの機内持ち込み手荷物になりました。

 

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実は7kgの持ち込みも、カバン自体が重かったり、PCがあったりするとほとんど何も持ち込めないので、内緒ですが、服は2重に着て、最後に着たカッパのポケットに2,3kgの電池や軽いPC関連の機器を詰め込んで、着ぶくれ以上の状態でチェックインしました。結局重めの本などの荷物はEMSで送った方が苦労vs重量がかなり低いことが分かりました。

タイ航空エコノミークラス

最近の海外旅行はもっぱらLCCのため、チェックインの行列、機内の空腹、のどの渇きそして退屈に耐える旅行に慣れていましたが、タイ航空は一流キャリアと言うこともあり、チェックインも行列は短く、機内も何不自由することなく、バンコクまでの6時間半を過ごすことができました。  モニター

モニターも今はタッチパネルで使いやすかったです

機内食機内食 LCCは別料金ですが、エアアジアでこれだけそろえると15ドルはくだらないですね。

機内食1軽食も美味。どうせならタイカレーが良かったんですがピザ一切れでした。

機内食2なんとバンコクヤンゴン間の1時間10分のフライトでもポテトチキンサラダが出ました。

※トイレの数も違うんですね

トイレ